ドイツ製の醸造設備、ドイツ人の醸造技師、ドイツ基準の製法 エビスビールは1890年の誕生以来、長年愛飲されてきた。当社はどこに強みがあったのか。サッポロビール マーケティング本部の沖井尊子さんは「ビールの黎明期ではありましたが、当時から『本物のおいしさ』を追求してきたという点に強みがあった」と話す。 「本当においしいビールを愚直に追い求めるため、ビールの本場であるドイツの味にこだわりました。ドイツ製の醸造設備を配置してドイツ人の醸造技師を招き、本場仕込みのビールづくりを行いました。ドイツの法律では『ビールの原料は麦芽・酵母・ホップ・水のみ』と定められています。これをもとに、エビスならではの本物にこだわる唯一無二のおいしさを受け継いできました」 「恵比寿」という街に根ざして歴史を刻んできた また、発売当初からエビスビールの様々な楽しみ方を提案してきたことや、恵比寿という街と一緒に盛り上げてき