5月16日にEテレで地上波ノーカット放映された『若おかみは小学生!』について、児童労働という観点からの評価が再燃しているのを見かけた。 映画「若おかみは小学生!」Eテレで5/16放送決定! | NHKアニメワールド 祖母の温泉旅館・春の屋で若おかみの修業をしながら暮らす小学6年生の女の子・おっこ(関織子)。ユーレイのウリ坊や不思議なトモダチに助けられながら、おっこは少しずつ成長していきます。 この論点について、昨年末に映画テン年代ベストテンで5位に推した時、簡単に私なりの考えを書いておいた。 映画テン年代ベストテン~アニメ限定~ - 法華狼の日記 少女が旅館で奮闘する根本の動機が、現実の痛みからの逃避なので、旅館経営や児童労働といった問題は留意しつつ慎重に回避*6。超常的な力で珍客が招かれて、少しずつ少女の傷がいえてたくましくなり、それゆえ超常的な存在とわかたれる。 たしかに主人公は若女将