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ブックマーク / dennou-kurage.hatenablog.com (157)

  • 「ライブがダメなら配信すればいい」という単純な話ではない - 脱社畜ブログ

    こちらの記事を読んで。 www.asahi.com 今回の新型コロナウイルスで音楽ビジネスが大きな打撃を受けているのは、ここ20年ぐらいで起こった音楽ビジネスの収益構造の変化に大きな原因がある。「CDが売れない」という話はもう誰もが実感として知っていることだと思うのだけど、一方でライブの市場規模はここ20年でグンと伸びた。実際に数字で見てみるとよくわかる。 ここでは、日で史上もっともCDが売れた年と言われている1998年を基準に、オーディオレコード(要はCD)の市場規模とコンサートの市場規模を比較してみよう。 オーディオレコードの市場規模 1998年 6075億円 → 2018年 1576億円 コンサートの市場規模 1998年 710億円 → 2018年 3776億円 オーディオレコードはピーク時の約1/4になっている一方で、コンサートは5倍以上に成長している。もしかしたら、CDが減った

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    invent 2020/03/11
  • 「コロナで強制リモートワーク」が日本の会社にもたらしたもの - 脱社畜ブログ

    以下を読んで、これはなかなか面白いことが起こっているなと思った。 togetter.com 新型コロナウイルスの影響で、今までリモートワークを「補助的な」ものに位置づけていた企業が、相次いで「全面的な」リモートワークの導入に踏み切っている。もちろん、リモートワークに移行する難易度は業体によって異なるので、今でも普通にオフィスで働いている人たちも多いとは思うが、概してIT系などはリモートワークとの親和性が高く、実際に僕も今はリモートで仕事をしている。 リモートワークについては普段から賛成派/反対派による様々な意見を聞くが、こんなにも多くの人が一斉にリモートワークを試すことになったのは、日ではおそらく初だろう。 冒頭で紹介した記事は基的に肯定的な声だけをまとめたものなので、そういう意味では多分にバイアスがかかっているのだが、それでも喜びの声を読んでいくと面白い。ここで主に挙げられているリモ

    「コロナで強制リモートワーク」が日本の会社にもたらしたもの - 脱社畜ブログ
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    invent 2020/03/06
  • 「給与は前職を考慮して決める」という奇妙な習慣 - 脱社畜ブログ

    Googleに入社した人が「どうやってGoogleに入社したのか」を記事にするというのが流行っているようで、最近そういうブログ記事をいくつか読んだ。 kumagi.hatenablog.com この記事の中で、特に印象に残ったのが以下のくだり。 当時の年収の653万という数字にいくらか積み増しをして 僕「うーん、コミコミで800万貰えれば…」 G「じゃあ1350万でどう?」 僕「謹んで入社させていただきたく存じます(土下座)」 というやりとりを経てGoogleに入社した。 これなら優秀な人は当然Google転職するよね、と思わせる箇所である。「日系の大企業を辞めてGAFAに行く」という流れはたびたび話題になるが、給与面で日系企業が明らかに競り負けていることは間違いない。もちろん、負けている要素はそれだけではないと思うが、この部分を改善できない限り、今後も人材流出は続くだろう。少なくとも

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    invent 2019/03/28
  • ほとんどの会社員には、業務を効率化するインセンティブがない - 脱社畜ブログ

    こちらを読んで。 上のリンクはどうも話ができすぎているような気がするが、会社員の業務効率化については、課題が多い。 「働き方改革」の文脈で、残業削減のために業務を効率化して早く帰ろうという主張を耳にすることがある。仕事が早く終わればそれだけ早く帰れるようになるのは自明に思えるので、一見、この主張はまっとうに思える。ところが、実際に社員として仕事をしている側の立場で考えてみると、必ずしもそういう単純な話にはならない。 まず「仕事が早く終わればそれだけ早く帰れるようになる」という前提が実際にはかなり疑わしい。たとえば、ある人が毎日残業しながら10時間かかってこなしていた仕事を、システムで自動化するなどの手段によって1時間で終わらせられるような業務効率化に成功したとする。それを成し遂げた人はきっと褒められることになるだろうが、ではそれによって以後は仕事を毎日1時間だけこなせば退社していい、とは絶

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    invent 2019/03/18
  • 「残業シェア」という最悪の考え方 - 脱社畜ブログ

    先日、新聞を読んでいたらこんな特集記事が載っていた。 電子版を契約していない人は全部読めないと思うのだけど、要は職場のみんなで助け合いの意識を持ち、残業が突出している人がいたらその人の仕事をみんなで分かち合おう、という考え方をこの記事では「残業シェア」と呼んでいる。 効果が出ている(と少なくともこの記事には書いてある)職場もあることから、「残業シェア」は一見よさそうな施策にも見える。しかし、僕はこの考え方で残業が減るのは特定の条件を満たした一部の限られた職場だけだと思う。多くの職場では、むしろ「残業シェア」的な考え方は逆に残業を増やしかねない。 「残業シェア」の最大の問題は、「助け合い」の名の下に同調圧力の発生を肯定しかねない点にある。「多くの仕事を抱えている人の仕事を分かち合う」という考え方は、「自分の仕事が終わっても他人の仕事が終わらなければ帰るな」というつきあい残業に容易につながる。

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    invent 2015/11/26
  • 『ウェブはバカと暇人のもの』:バカと暇人にならないために。 - 脱社畜ブログ

    中川淳一郎さんの『ウェブはバカと暇人のもの』 を今更ながら読んだ。 ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) 作者: 中川淳一郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/04/17メディア: 新書購入: 35人 クリック: 977回この商品を含むブログ (217件) を見る 『ウェブはバカと暇人のもの』があまりにも面白かったので、同じテーマを扱った『今ウェブは退化中ですが、何か?』(講談社)、『ウェブを炎上させるイタい人たち』(宝島社)まで一気に読んでしまい、僕はすっかり中川さんののファンになってしまった。最新作の『ネットのバカ』はまだ読んでいないのだけど、今から読むのが楽しみだ。 今ウェブは退化中ですが、何か? クリック無間地獄に落ちた人々 (講談社BIZ) 作者: 中川淳一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/18メディア: 単行購入: 2人 クリック: 54回

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    invent 2015/01/01
  • イノベーションを起こすためには、本当に在宅勤務を禁止すべきなのか? - 脱社畜ブログ

    こちらの記事を読んで。 チームラボ・猪子寿之:ヤフーもやめたでしょ。「ノマド」「在宅勤務」を禁止する理由 | BizCOLLEGE <日経BPnet> 一理あると思う部分もあるものの、完全には賛成しかねるというのが正直な感想だ。 たしかに、ブレストをするというのであれば、skypeなどを使ってオンラインでやるよりも直接顔をつきあわせてやったほうが間違いなくいいだろう。電話で話してもどうもうまく通じないが、会ったらあっさり話が進んだということがよくあるように、物事にはオンラインでいいものと、オンラインでは不都合なものがある。場の雰囲気が結果を左右するブレストは、オンラインでは不都合なものの最たるものだろう。 一方で、ではブレストが必要なイノベーティブな仕事をするために、在宅勤務を一律に禁止すべきかというと僕は必ずしもそうとは思えない。いくらイノベーティブな仕事だと言っても、朝から晩までずっと

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    invent 2014/10/09
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  • 『定時帰宅。』という本を書きました - 脱社畜ブログ

    『脱社畜の働き方』、『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』に続き、またを出すことになりましたので告知させていただきます。発売日は8月中旬ぐらいで、現在Amazonで予約中になっています。 定時帰宅。~「働きやすさ」を自分でつくる仕事術~ 作者: 日野瑛太郎 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2014/08/10 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 前著、前々著は基的に「日人の働き方についての一般論」のでしたが、書はサブタイトルでも「仕事術」と銘打っているように、「脱社畜のためには、実際に職場でどうやって振る舞えばいいのか?」にページの多くを割いています。職場で社畜キャラにならないためのテクニックや、自分を仕事ができる人に見せる(仕事ができる人に「なる」ではなく「見せる」なのがポイントです)ための演出術、面倒な上司への対処

    『定時帰宅。』という本を書きました - 脱社畜ブログ
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    invent 2014/08/02
  • 入社して数年たってから仕事が面白くなるのは個人の成長とは無関係 - 脱社畜ブログ

    一週間ぐらい前に話題になっていた記事。 株式会社ヨドバシカメラ の人事ブログ:新入社員が退職した。(前編) 株式会社ヨドバシカメラ の人事ブログ:新入社員が退職した。(後編) 読むのが遅くなり少し話題に出遅れた感があるのだけど、やはり読んでいて思うところがあったので書くことにする。 元記事はヨドバシカメラの人事のブログで、入社10日目にして退職を決意した新入社員に対して「楽しさを理解するには練習と経験が必要」とゲームや部活動の練習を例に出して説明している。「ちょっとやってみただけで『つまらない』とか『自分には向いていない』っていうのは、早すぎ」であり、そういう態度で仕事を転々としていくようでは、今後も幸せな職業人生は送れないだろう、というのがおそらくこの記事を書いた人の言いたいことだと思われる。 たしかに、「入社した際は仕事がまったく楽しくなかったが、数年経過してようやく楽しさが実感できる

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    invent 2014/04/22
  • 毎朝30分以上早く出社してたけど別に評価されてなかった新入社員の話 - 脱社畜ブログ

    以下の記事を読んで。 入社2日目の明日から試して欲しいこと|ライフネット生命 社長兼COO 岩瀬大輔のブログ 新入社員が朝30分早く来て新聞を読むのはハックとしては割とおすすめ - nanapi社長日記 @kensuu 毎朝30分早く来て、新聞を読んでいるだけでグングンその人の信頼が高まっていくような組織って正直どうなんだろうか、と僕は思うのだが、日の会社の一部ではたしかにこの施策は「ハック」としては有効だろう。個人的な心情としては賛成しかねるのだけど、戦略的に「ハック」として試すという人がいるなら僕は止めようとは思わない。 これらの記事を読んで、そういえば前職で、毎朝30分以上早く出社していたものの、さっぱり評価に繋がっていなかった新卒社員がいたことを思い出した。 彼は30分どころか、定時の2時間ぐらい前には毎朝出社するようにしていたらしい。「らしい」と書いたのは僕自体がそんなに早く出

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    invent 2014/04/04
  • 「5月から本気出す」ぐらいの気持ちで4月を過ごそう - 脱社畜ブログ

    このエントリを書いているのが3月31日。そして明日は4月1日だ。 4月1日といえば、新年度が始まる日であり人によっては生活が大きく変わる一日でもある。特に、4月から会社に就職するという人にとって、その変化は非常に大きい。例年、4月1日にはそんな「新社会人向け」の啓発エントリがネット上の様々な場所で書かれ、入社式ではお偉いさんがありがたいお話をする。そういう話を読んだり聞いたりして、多くの人がやる気に満ち満ちた状態になる。 やる気になることはいいことだ。この機会に、ぜひやる気を高めて普段できないことに挑戦してほしい。短期間で結果が出るようなものに取り組むのに、4月は間違いなく最適だろう。ただ一方で、冷静になる必要もあると僕は思う。そのやる気は、たぶん4月特有のものであり長続きする可能性は高くないからだ。 以下は、Googleトレンドで調べた2013年の「やる気が出ない」というキーワードの検索

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    invent 2014/03/31
  • 「最初の3年で仕事人生の大半が決まる」ような働き方はやめておけ - 脱社畜ブログ

    以下のエントリがきっかけになり、「最初の3年」について様々なエントリが書かれている。先ほど見たらはてなブログの旬のトピックが「最初の3年」になっていた。 最初の3年で仕事人生の大半が決まる説 - sudoken Blog この「最初の3年で仕事人生の大半が決まる説」に、僕は当然ながら賛成することができない。反例はいくらでも見つかるだろうし、そもそも、この説を唱える人の多くがまだ仕事人生の途上にあり、それなのに「決まる」と断言できてしまっているのはなかなか滑稽でもある(自分はもう「決まった」ということだろうか?)。言えたとしても「最初の3年で仕事の基を身につけると、そこから先の仕事人生がラク」ぐらいが妥当なのではないだろうか。 とはいえ、元記事にもあるように、巷ではこの説を唱える人も結構多い。僕も前職の時に似たような話をする人に会ったことがあるし、入社式の時にエライ人からこの説を理由に「だ

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    invent 2014/03/19
  • 意識が高くても別にいいんですよ、それを他人に押し付けなければ。 - 脱社畜ブログ

    拙著の書名(『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』)が以下のエントリ内に出ていたので、少し思ったことなどを書かせてもらう。 意識高い(笑)と小馬鹿にしてる人に哀れみを感じる。 - 拝徳 巷で「意識高い系(笑)」と言われてバカにされている人の多くは、多くの場合「意識が高い」ということが直接の原因でバカにされているわけではない。例えば、業績のよい会社の社長はほとんどの場合、どの人も意識が高い。孫正義なんてすごいだろう。でも、こういう人たちを「意識高い系(笑)」と言ってバカにする人はまずいない(参考:孫正義は果たして「意識高い系」か)。「意識高い系(笑)」と言われてしまう人は、意識だけは高いのに、それに結果がさっぱり伴っていないからバカにされるのだ。 もっとも、いきなり結果を出せる人ばかりはいないだろうから、最初のうちは「意識だけ高い系」になるのもやむをえないかもしれな

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    invent 2014/03/15
  • 2ちゃんねる転載禁止騒動を「可処分時間の奪い合い」という視点から考える - 脱社畜ブログ

    2ちゃんねるで「転載禁止」のローカルルールを設定する板が相次いでいることで、いわゆる「2ちゃんまとめサイト」に激震が走っている。 2ちゃんねる「転載禁止」の流れが拡大 大手まとめブログ「痛いニュース」も巻き込まれる : J-CASTニュース 「転載禁止」のルールがまだ敷かれていない板の書き込みをまとめたり、twitterユーザーの反応をまとめたり、出処のよくわからない「ネットの反応」を載せてみたり、対応方法はサイトによってさまざまだが、いずれも読者の多くはこれらのやり方に対して「迷走」という評価を下しているようだ。コメント欄も荒れに荒れている。 今回の騒動は、構造としては普通によくある話だ。たとえば、何らかの外部APIに依存するようなWebサービスを運営していたとして、APIの提供が終了すればそのサービスは死ぬ。あるいは、今僕はこうやってはてなブログを使ってブログを書いているが、これだって

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    invent 2014/03/07
  • 同意できないことが書いてある本を読む意味 - 脱社畜ブログ

    最近、なんとなく関心が出てきたという理由で教育分野のを何冊か読んでいるのだけど、この分野のはある点において非常に面白い。他の分野の以上に、筆者によって言っていることがバラバラなのだ。主義・主張が論者によって変わるというのは別に教育の話に限ったことではないと思うのだけど、教育の場合はその傾向が特に強く、論者の数だけ教育論があるように思えてくる。 たとえば、いじめ問題ひとつとってみても、「いじめはよくない」というところまでは共通しているが、その対策として提唱される施策は千差万別だ。中には真っ向対立しているようなものもあって(学校に警察を介入させろ・させるな、道徳教育を科目化しろ・するな等)、いわゆる「専門家」の意見を取り入れれば取り入れるほど、何をしたらよいのかよくわからなくなっていく。 教育はおそらく「効果」の判定が非常に難しいのだと思う。影響範囲の大きい問題なので気軽に実験するわけに

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    invent 2014/03/03
    同意できないことが書いてある本を読む意味 - 脱社畜ブログ
  • 「努力する」のは最後の手段 - 脱社畜ブログ

    努力は大切だ。そんなことは、わざわざ言わなくても誰でも分かっている。仕事でも勉強でも、頭ひとつ抜き出た結果を出したいのだったら、多かれ少なかれどこかでは努力しないといけない。活躍している人は、やはりどこかで努力はしている。悲しいけど、世の中は概ねそういうことになっている。 ただ、このように努力の価値が重要だと思う一方で、僕は安易に努力してしまうというのもあまりよろしくないと思っている。努力しなくて済むなら、なるべく努力はしないほうがいい。努力するのはなるべく先延ばしにして、当に努力しないとどうしようもない段階になってはじめて努力する――そんなふうに、努力するのは「最後の手段」にしておいたほうが、実はよいと個人的には思う。 なぜこんなことを言うのかというと、努力そのものが目的になってしまっているような人を割と頻繁に見かけるからだ。僕がまだ会社で働いていた時の話だが、ものすごくやる気に満ち満

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    invent 2014/01/26
  • 定時帰宅を「プラス評価」する仕組みが必要 - 脱社畜ブログ

    東洋経済オンラインの連載でも書いたが、日の会社では「残業」は基的に努力の証明で、やればやるだけ「頑張っている人」ということになる。 「残業しない=頑張ってない」という迷惑な妄想 | あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。 | 東洋経済オンライン 連載記事では、このように残業が「プラス評価」されてしまうことの問題について書いた。これが不当だというのは何度でも繰り返し言い続けたいと思うのだけど、今日は少しだけ別な角度からこの問題を見てみたい。 唐突だがひとつ質問をさせてほしい。あなたの会社では「定時帰宅」をする社員はどのような評価を受けるだろうか?怠け者である、協調性がない、社会人としての常識に欠ける…といったネガティブな評価が下されるという会社はひどい会社だ。別に、いい評価も悪い評価も受けない、というのはまあ普通の会社だ。建前上はいい評価も悪い評価も受けないという会

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    invent 2014/01/14
  • 昨年できなかったことはたぶん今年もできません - 脱社畜ブログ

    2014年になった。 新年は、人によっては何かとやる気が高まる時期だったりする。この時期に、1年の目標を設定しようとする人もいるだろう。新年の目標の立て方については、昨年簡単な記事を書いた。要約すると、たぶんそのやる気は続かないからあまり高すぎる目標は立てないほうがいい、といった内容だ。 今年は、そんな新年の目標の立て方について、昨年とはまた違った側面から少し考えてみたいと思う。 新年の目標を立てる際に、「今年こそは」という考え方で目標を立てる人がいる。例えば、今年こそは英語を勉強しようとか、今年こそはブログを頑張って更新しようとか、バリエーションは色々あるが、とにかく昨年までできなかったことを、今年からはこころを入れ替えて頑張ろう、という考え方で目標を立てる人がいる。 これらは非常に立派な決意だと思うものの、おそらくほとんどの場合はうまく行かずに終わるだろう。今はやる気に満ち満ちているの

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    invent 2014/01/05
  • 完璧主義の治し方 - 脱社畜ブログ

    完璧主義者と言われる人たちがいる。 仕事であれば必ず100%の完成度を目指し、それ以外は認めない。簡単な仕事ならそれでもいいのだけど、少し難しい仕事で完璧主義を発揮しようとすると、ほぼ間違いなく途中で挫折してしまう。そうでなくても、100%に到達するまでものすごく時間がかかる。そのせいで、他の仕事に支障が出たりする。完璧主義は、あまり仕事には向いてない。そもそも、完璧な仕事なんてまず存在しないからだ。 一番最悪なのは、自分の上司が完璧主義者な場合だ。部下が80%の完成度で仕事をしてきても、それでよいと言うことができない。完璧以外はすべて認められないので、ミスは直ちに叱責の原因になる。多くの場合、こういう人はチームを無駄に疲弊させ、80%どころか50%のアウトプットも生み出せなかったりする。 実は、僕も昔は完璧主義っぽいところがあった。例えば、歴史の勉強をしようと思って教科書をアタマから読み

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    invent 2013/12/21
  • コピー取りやオフィス掃除みたいな「下積み」っていつ役に立つの? - 脱社畜ブログ

    以下の記事を読んで。 ホリエモンが指摘する「下積み原理主義」に大変共感する件: ihayato.書店 http://www.ikedahayato.com/20131218/1652188.html 「下積み原理主義」とは非常に上手い。仰るとおり、日社会では「下積み」が必要以上に強調されすぎている。新卒で入社した若者に対する「まずは3年…」という定番の説教にはじまって、とにかく若いうちは修行に徹しろ、というアドバイスは非常に多い。 勘違いされそうなので念のために言っておくと、僕は下積みを全否定しているわけではない。会社員をすることでしか、得られない経験は当然あるだろう。そういう経験を積まないと自分がやりたいことができないと思うのだったら、自信がつくまで思う存分、下積みをすればいいと思う(ただし、下積みをしてたら人生が終わってしまった、とかいうことにだけはならないように)。 基的に、この

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    invent 2013/12/19