『11人いる!』(11にんいる!)[注釈 1]は、萩尾望都による日本の中篇SF漫画。漫画雑誌『別冊少女コミック』1975年9月号から11月号に連載された[2][注釈 2]。 宇宙大学の入学試験で宇宙船に閉じ込められた受験生たちを描いた密室劇で[3]、SF作品であると同時に、ミステリー、友情、恋愛などの要素も盛り込んだ作者の代表作である[4]。 1976年(1975年度)、第21回小学館漫画賞少年少女部門を受賞[2]。 テレビドラマ化、アニメ映画化、および舞台化されている。 名門校・宇宙大学の入学試験最終テスト(最終日程の最後の科目)において、“外部とのコンタクトが不可能な宇宙船”を舞台に、宇宙のさまざまな国からやって来た11人の受験生が、本来ならチームは10人一組のはずが1人多いことから闖入者探しに迫られ、疑心暗鬼のなかで反目しつつ、信頼関係を築き合いながら友情や恋を培い、非常事態を乗り越