スマートフォンおよびタブレットの特許を巡って世界中で係争を繰り広げているAppleとサムスンだが、米国の裁判所は、同国でのサムスン製端末4機種の販売を一時的に禁止することを求めた、Appleの仮差し止め命令の請求を棄却した。 連邦地方裁判所のLucy Koh判事は米国時間12月2日夜、サムスン製端末「Galaxy S 4G」「Infuse 4G」「Droid Charge」「Galaxy Tab 10.1」の販売続行を許可しても、Appleに与える損害は差し止め命令を正当化するほどにはならないとする判決を下した。また同判事は、差し止め命令によってサムスンが不利益を被る代わりに、他の端末メーカーが利益を得る可能性が高いとも述べた。 PCMag.comの記事によると、サムスンは2日の判決に関する声明で、Koh判事の裁決は「Appleの主張にはメリットがないというわれわれが長い間抱いていた見解を