OECD加盟国の医薬品市場における後発医薬品シェア。 青は金額比、赤は数量比[1]。 後発医薬品(こうはついやくひん)、ジェネリック医薬品(英: generic drug, generic medicine[2])とは、先発医薬品(新薬)の独占的販売期間の終了後に発売される、先発医薬品と同じ有効成分で効能・効果、用法・用量が同一とされており、先発医薬品に比べて低価格な医薬品である。医薬品の有効成分は一般名 (generic name) で表せることから「ジェネリック医薬品」と呼ばれる。後発薬、GE薬といった略称で呼ばれることもある。 新薬の創薬には多大な開発経費がかかるため、その知的財産権は特許として保護されている[3]。後発医薬品は、先発医薬品の特許期間(日本では20年から25年[3][4])終了後に発売される[3][4]。さらに、先発医薬品の製造販売承認後の再審査期間(日本では6年から