掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
イスラエルはアフリカ諸国からの不法移民が押し寄せる移民大国。貧困国からの経済難民や母国での政治的抑圧を逃れてきた亡命者など、およそ6万人ものアフリカ系移民が暮らしている。 だが、彼らの存在はイスラエル社会にとって頭痛のタネ。犯罪の増加や社会の不安定化の元凶だとして、アフリカ系移民に対する市民の反感は爆発寸前に高まっている。 亡命希望者は砂漠の真ん中に収容 ベンジャミン・ネタニヤフ首相は6月3日、エチオピアやガーナ、コートジボアール、南スーダンなどから来た不法移民2万5000人を迅速に国外追放するよう指示。さらにエリトリア、ソマリア、スーダンからの亡命希望者の収容施設を砂漠の真ん中に建設するよう命じた。ネタニヤフは「(国外)に送還できる人は全員、できるだけ早くそうすべきだ」と閣僚らに語ったと伝えられる。 英BBCは、不法移民を射殺すべきだと訴える年配のイスラエル人男性や、アフリカ系移民による
2012年1月19日、米国に事実上の亡命を果たした中国の作家・余傑は、この1年あまりの体験、当局による拷問や監視などを克明に描いた文章「中共の暴政を暴き、自由世界へ―わが出国声明」を公開した。 余傑は1973年生まれの作家。大学時代から政府の監視にも屈せず、反体制的な著作活動を展開してきた。ノーベル平和賞受賞者・劉暁波の友人でもある。劉暁波のノーベル平和賞受賞に伴い、中国政府が反体制知識人、人権活動家の取り締まりを強化し、余傑は過酷な拷問を受けることとなった。 2012年1月11日、米国にわたり、事実上の亡命を果たした。今後、正式に亡命を申請する方針だという。渡米後は活発な発言を続け、日本メディアを含む各国メディアのインタビューに応じているが、最も詳細にこの1年間を振り返ったのが今回ご紹介する「中共の暴政を暴き、自由世界へ―わが出国声明」である。 延々と続く克明な拷問の描写、執拗なまでの中
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く