6月定例会も22日を最終日とするところに来た。21日は午前中、各常任委員会が開かれた。6月補正予算案、条例案、そして各所管からの報告だった。 私は、本会議に続いて「人体の不思議展」について、再々採り上げた。ひとつは、貸館申請許可事務の実態と互助会が「人体の不思議展」入場無料引換券を職員に配っている点について。具体的には、市民ギャラリー使用許可を行った21世紀美術館を指定管理する外郭団体芸術創造財団が、諮問する会場使用運営委員会に何ら問題提起せず、世界規模で人倫上の問題をはらむ同展覧会開催への貸館の是非を適正に議論できなかったこと。また、5年前の貸館時に名義後援したことを無批判に理由として、この2月の段階で諸行事の中から同展を補助事業として選択してしまった互助会の不見識だ。互助会の財源には福利厚生費として公費も三分の一投入されている。入場引換券とは言え、一定の公費が主催者に流れることを意味す