菅義偉官房長官は5日の記者会見で、台湾の馬英九総統が台湾人の元慰安婦に関する常設の記念館を設置する意向を示していることについて「当然わが国の立場とは相いれない」と述べ、開館に向けた動きを牽制した。 菅氏は今後の対応について「そうした動きが本格化するようであれば、さまざまなルートを使ってわが国の立場を説明し、(設置を)取りやめるよう詰めていきたい」と話した。
6月1~3日にパリで開催されたICOM Advisory Committee(国際博物館会議諮問委員会)において、2019年のICOM大会開催地を決める投票が行われ、ICOM日本委員会(委員長:青木保・国立新美術館長)として立候補していた京都市での開催が決定した。 ICOM大会は3年に1度開催され、これまでアジアでは04年にソウル、10年に上海で開催しており、日本では初めての開催になる。ICOM日本委員会では、ICOM大会の開催について12年から検討を開始し、昨年3月の臨時総会において19年ICOM大会の開催地に京都が立候補することを決定した。11月にはICOM日本委員長の意思表明書(Letter of Intent)を送付し、今年1月に申請書(Bidding Paper)をICOM本部に提出した。大会テーマは、“Museums as Cultural Hubs; The Future o
民主党の後藤祐一政調副会長(衆院神奈川16区)が3日未明、酒に酔ってタクシーから下車せず、警察官らに降ろされた後、宿舎の門にのぼろうとして負傷していたことがわかった。 党幹部によると、後藤氏は別の議員と酒を飲み、タクシーで議員宿舎(東京都港区)に帰宅。運転手に料金を払った後、「降りる法的根拠は何だ」「おつりを受け取る法的根拠は何だ」などと言って下車しなかった。運転手から通報を受けて駆け付けた警察官や、騒ぎに気が付いて宿舎から出てきた議員に、タクシーを降ろされた。その後、宿舎の門にのぼろうとして転倒し、頭や顔にけがをしたという。 同党の高木義明国対委員長が厳重注意をし、安住淳国対委員長代理が1年間の禁酒を命じた。後藤氏は「えりを正し、国会での活動に専念する」と述べているという。 後藤氏は経済産業省出身で、2009年に初当選。当選3回。安全保障関連法案を審議中の衆院特別委員会の委員で、閣僚を追
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