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青空文庫に関するiruremeのブックマーク (115)

  • 岸田國士 翻訳劇と翻案劇

  • 閣下 (佐々木 邦)

    この作品には、今日からみれば、不適切と受け取られる可能性のある表現がみられます。その旨をここに記載した上で、そのままの形で作品を公開します。(青空文庫

    閣下 (佐々木 邦)
  • 文部省 あたらしい憲法のはなし

    みなさん、あたらしい憲法ができました。そうして昭和二十二年五月三日から、私たち日國民は、この憲法を守ってゆくことになりました。このあたらしい憲法をこしらえるために、たくさんの人々が、たいへん苦心をなさいました。ところでみなさんは、憲法というものはどんなものかごぞんじですか。じぶんの身にかゝわりのないことのようにおもっている人はないでしょうか。もしそうならば、それは大きなまちがいです。 國の仕事は、一日も休むことはできません。また、國を治めてゆく仕事のやりかたは、はっきりときめておかなければなりません。そのためには、いろ/\規則がいるのです。この規則はたくさんありますが、そのうちで、いちばん大事な規則が憲法です。 國をどういうふうに治め、國の仕事をどういうふうにやってゆくかということをきめた、いちばん根になっている規則が憲法です。もしみなさんの家の柱がなくなったとしたらどうでしょう。家は

  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

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  • 坂口安吾 真珠

    十二月八日以来の三ヶ月のあひだ、日で最も話題となり、人々の知りたがつてゐたことの一つは、あなた方のことであつた。 あなた方は九人であつた。あなた方は命令を受けたのではなかつた。あなた方の数名が自ら発案、進言して、司令長官の容れる所となつたのださうだ。それからの数ヶ月、あなた方は人目を忍んで猛訓練にいそしんでゐた。もはや、訓練のほかには、余念のないあなた方であつた。 この戦争が始まるまで、パリジャンだのヤンキーが案外戦争に強さうだ、と、僕は漫然考へてゐた。パリジャンは諧謔を弄しながら鼻唄まぢりで出征するし、ヤンキーときては戦争もスポーツも見境がないから、タッチダウンの要領で弾の中を駈けだしさうに思つたのだ。ところが、戦争といふものは、我々が平和な卓で結論するほど、単純無邪気なものではなかつた。いや、人間が死に就て考へる、死に就ての考へといふものが、平和な卓の結論ほど、単純無邪気ではなか

  • 芥川龍之介 偸盗

    一 「おばば、猪熊(いのくま)のおばば。」 朱雀綾小路(すざくあやのこうじ)の辻(つじ)で、じみな紺の水干(すいかん)に揉烏帽子(もみえぼし)をかけた、二十(はたち)ばかりの、醜い、片目の侍が、平骨(ひらぼね)の扇を上げて、通りかかりの老婆を呼びとめた。―― むし暑く夏霞(なつがすみ)のたなびいた空が、息をひそめたように、家々の上をおおいかぶさった、七月のある日ざかりである。男の足をとめた辻には、枝のまばらな、ひょろ長い葉柳(はやなぎ)が一、このごろはやる疫病(えやみ)にでもかかったかと思う姿で、形(かた)ばかりの影を地の上に落としているが、ここにさえ、その日にかわいた葉を動かそうという風はない。まして、日の光に照りつけられた大路には、あまりの暑さにめげたせいか、人通りも今はひとしきりとだえて、たださっき通った牛車(ぎっしゃ)のわだちが長々とうねっているばかり、その車の輪にひかれた、小さ

  • 小さな小さな語り小屋 : 二葉亭四迷「小按摩」

  • 南方熊楠 十二支考 蛇に関する民俗と伝説

    『古今要覧稿』巻五三一に「およそ十二辰に生物を配当せしは王充の『論衡』に初めて見たれども、『淮南子(えなんじ)』に山中未(ひつじ)の日主人と称うるは羊なり、『荘子』に〈いまだかつて牧を為さず、而して(しょう)奥に生ず〉といえるを『釈文』に西南隅の未地(ひつじのち)といいしは羊を以て未(ひつじ)に配当せしもその由来古し」と論じた。果してその通りなら十二支に十二の動物を配る事戦国時既に支那に存したらしく、『淮南子』に〈巳の日山中に寡人と称せるは、社中の蛇なり〉とある、蛇を以て巳に当てたのも前漢以前から行われた事だろうか。すべて蛇類は好んで水に近づきまたこれに入る。沙漠無水の地に長じた蛇すら能く水を泳ぎ、インドで崇拝さるる帽蛇(コブラ)は井にも入れば遠く船を追うて海に出る事もあり。されば諸国でいわゆる水怪の多くは水中また水辺に棲(す)む蛇である(バルフォール『印度事彙』蛇の条、テンネント『錫蘭博

  • 北原白秋 思ひ出 抒情小曲集

    …………時は逝く、何時しらず柔らかに影してぞゆく、 時は逝く、赤き蒸汽の船腹の過ぎゆくごとく。 (過ぎし日第二十) 時は過ぎた。さうして温かい苅麥(かりむぎ)のほめきに、赤い首(くび)の螢に、或は青いとんぼの眼に、黒の美くしい毛色に、謂れなき不可思議の愛着を寄せた私の幼年時代も何時の間にか慕はしい「思ひ出」の哀歡となつてゆく。 捉へがたい感覺の記憶は今日もなほ私の心を苛(いら)だたしめ、恐れしめ、歎かしめ、苦しませる。この小さな抒情小曲集に歌はれた私の十五歳以前の Life はいかにも幼稚な柔順(おとな)しい、然し飾氣のない、時としては淫婦の手を恐るゝ赤い石竹の花のやうに無智であつた。さうして驚き易い私の皮膚と靈はつねに螽斯(きりぎりす)の薄い四肢のやうに新しい發見の前に喜び顫へた。兎に角私は感じた。さうして生れたまゝの水々しい五官の感觸が私にある「神秘」を傅へ、ある「懷疑」の萠芽を微か

  • 日本語コロケーション辞典 テストページ

    語コロケーション辞典 テストバージョンです。 青空文庫 約12,000作品を対象に、品詞単位で分別し、ほかの品詞との結びつきを一覧で表示できます。 分析対象が50年以上前の作品であるため、用例にも古さを感じます。これを解決するため、今後新しい文章を追加、もしくは入れ替る予定です。 プログラムを用いて生成しているため、不適切なキーワードが含まれる場合があります。 ご了承ください。(これについても精度を上げていきます)

  • 折口信夫 花の話

    一 茲には主として、神事に使はれた花の事を概括して、話して見たいと思ふ。 平安朝中頃の歌の主題になつて居た歌枕の中に、特に、非常な興味を持たれたものは、東国の歌枕である。 東国のものは、異国趣味を附帯して、特別に歌人等の歓迎を受けた。其が未だに吾々の間に勢力を持つて居る。譬へば関東には「迯(に)げ水」の実在が信ぜられて居た。それは、先へ行けば行く程、水が逃げて行くと考へられて居たものである。又「入間(イルマ)言葉」なども、大分後になつて、歌枕に這入つて来た。其は、人の言葉を何でも反対に言ふと信ぜられて居るものである。「ほりかねの井」など言ふものも、後になつて出来た。下野には「室の八島」がある。此類のものは他にも沢山ある。旅行者が、旅路の見聞談を敷衍して話した為に、都の人々は非常な興味を持つて居た。「常陸帯」の由来も其一つである。総じて東国のものは、奥州に跨つて、異国趣味を唆る事が強かつた。

    irureme
    irureme 2014/08/04
    五月処女
  • 折口信夫 国語と民俗学

    一 国語と民俗学 私の題は非常に面白さうな題目ですが、私にはまだこの話を完全に申上げる事が出来ません。どうぞ、そのお積りで鷹揚に聞いて戴きたいと思ひます。守随さん、大間知さんそれに私、この三人で、柳田先生の代役を勤めてゐるもの、かう見て戴きたいと思ふのであります。併し、力は三人かゝつて行つても柳田先生に叶はぬ。さう申して私はかまひませんけれど、大間知さん、守随さんに済みませんから、三人で叶ふものとかう見て戴きます。 昨日以来、大体に於いて、只今の民俗学の概念はお汲み取り下さつたものと存じます。それで、もと/\民俗学と言ふ事に就いて話して居りましたら、大変な時間のかゝる事ですから、それは飛越して、先へ話を進めて行く積りでをります。私共の一部の間では、若し許して戴くことが出来れば、民俗と言ふ言葉を註釈する為に「前代の知識」と言ふ言葉を使つても良いと考へてをります。果して、前代の知識と言ふのが完

  • 宇江木リカルド作品集 (宇江木リカルド作品集 : Home)

  • 寺田寅彦 学位について

    「学位売買事件」というあまり目出度(めでた)からぬ名前の事件が新聞社会欄の賑(にぎ)やかで無味な空虚の中に振り播(ま)かれた胡椒(こしょう)のごとく世間の耳目を刺戟した。正確な事実は審判の日を待たなければ判明しない。 学位などというものがあるからこんな騒ぎがもち上がる。だからそんなものを一切なくした方がよいという人がある。これは涜職者(とくしょくしゃ)を出すから小学校長を全廃せよ、腐った牛肉で中毒する人があるから牛肉をうなというような議論ではないかと思われる。 こんな事件が起るよりずっと以前から「博士濫造」という言葉が流行していた。誰が云い出した言葉か知れないが、こういう言葉は誰かが言い出すときっと流行するという性質をはじめから具有した言葉である。それは、既に博士である人達にとっても、また自分で博士になることに関心をもたない一般世人にとっても耳に入りやすい口触わりの好い言葉だからである。

  • 折口信夫 小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二) 魂と姿との関係

    一 餓鬼身を解脱すること 餓鬼阿弥蘇生を説くには、前章「餓鬼阿弥蘇生譚」に述べたゞけでは、尚手順が濃やかでない。今一応、三つの点から見て置きたいと考へる。第一、蛇子型の民譚としての見方。第二、魂と肉身との交渉、並びにかげのわづらひの件。第三に、乞丐と病気との聯絡。此だけは是非して置かねば、通らぬ議論になる。 べありんぐるどの「印度欧洲種族民譚様式」の第九番目の「蛇子型」では「子どもがないから、どんな物でもよい。一人欲しい」と言うた母のことあげの過ちから、蛇(又は野獣)の子が授かる。其蛇子がなり、亭主なりを、めあはされて後、常に蛇身を愧ぢて、人間身を獲たがる。母が皮を焚いて了ふと、立派な人間になると言ふ件々を、此型の要素として挙げて居る。 私は、久しく此類話を、日の物語の中に見あてることが出来なかつた。小栗照手の事を書き出しても、此点が思案にあまつて居た。叶はぬ時の憑み人として、南方翁に

  • 折口信夫 愛護若

    一 若の字、又稚(ワカ)とも書く。此伝説は、五説経の一つ(この浄瑠璃を入れぬ数へ方もある)として喧伝せられてから、義太夫・脚・読(ヨミホン)の類に取り込まれた為に、名高くなつたものであらうが、あまりに末拡がりにすぎて、素朴な形は考へ難くなつてゐる。併し、最流行の先がけをした説経節の伝へてゐるものが、一番原始に近い形と見て差支へなからう。 何故ならば、説経太夫の受領は、江州高観音近松寺(ごんしようじ)から出され、四の宮明神の祭礼には、近国の説経師が、関の清水に集つた(近江輿地誌略)と言ふから、唐崎の松を中心に、日吉・膳所を取り入れた語り物の、此等の人々の為に綴られた物と言ふ想像は、さのみ無理ではあるまい。今其伝が極めて乏しいから、此処には、わりあひに委しい梗概を書く。 嵯峨天皇の御代に、二条の蔵人前の左大臣清平といふ人があつた。御台所は、一条の関白宗嗣の女で、二人の仲には、子が無かつた

  • 青空WING ~~ 青空文庫の全文EPWING ~~

    青空WING ~~ 青空文庫の全文EPWING ~~ 1. 更新履歴 2022/03/16 更新公開:全作品EPWING更新 [1069作家、16,901作品、228,630,183字]。青空てにをは辞典、用例カード作成キット(の書誌情報)も更新。 2021/03/15 更新公開:全作品EPWING更新 [1055作家、16,310作品、220,899,420字]。青空てにをは辞典、用例カード作成キット(の書誌情報)も更新。 2020/03/11 更新公開:全作品EPWING更新 [1029作家、15,720作品、213,788,600字]。青空てにをは辞典、用例カード作成キット(の書誌情報)も更新。 2019/03/09 更新公開:全作品EPWING更新 [984作家、15,092作品、205,068,752字]。青空てにをは辞典、用例カード作成キット(の書誌情報)も更新。 2018/0

  • 中井正一 現代美学の危機と映画理論

    個人主義文化が、封建主義文化を引きはなすために、戦った歴史の跡は決して容易なものではなかった。幾千の人が火であぶられ幾万の人が鎖でつながれたかわからない。一六〇〇年代は、大きなその闘いの記念すべき世紀であった。一九〇〇年代もまた、今後の歴史家がその研究の対象とするであろうと思われる記念すべき世紀となるであろう。今や、個人主義文化そのものがその危機にのぞんでいる。私達は、その大いなる世紀の正に只中に立っている。 封建主義的文化に於ては、一つの特徴がある。即ち地上的なるものは天上的なるものから造られたるもの(ens creatum)である。天上的なるものは完全なる理念であり、支配するものであり、これに反して地上的なもの(つまり凡ての現実)は不完全なもの、暗黒であり、支配されるものであることとなるのである。そして芸術は、この地上的なものが天上的なものを夢見、仮にわけもち、あこがれることで現実を遊

  • 横光利一 上海