大船渡での震災がれきの視察で最後に立ち寄った先は、岩手県建設業協会の大船渡支部。 事務局長の鈴木さんと懇談。 「うちは49社の加盟社があるうち、あの震災では15社が被害にあい、大変な地震だった。」 「大船渡のがれき撤去は100%終わっている。そのうち処理が終わったのは30%。一日300トンを太平洋セメントで焼却処分をしている。太平洋セメントはもう一基プラントを作ることになっているので、さらに進むのではないか。がれきの分別などの作業には失業対策事業として、失業者を使うことになっていて、地元雇用にも貢献している。」 「国の方針がどう決まったかは知らないが、地元は全く承知しておらず、がれきは地元業者で対応してほしいといわれている。そこには、大手ゼネコンは入っていない。広域処理についても私のレベルでは全く聞いておりません。」 「大船渡の復興について、その妨げになっているのは、都市計画が定まっていな