やっと日本に帰りました。予想外の出来事の連続で、まったく更新が追いつかなくて申し訳なかったのですが、おかげでたくさんのネタを仕入れる事ができました。仕事の宿題も…。 先日紹介した「一流の研究者の Doing リスト」には多くのブックマークをいただき、実践方法の例をいくつかのブログでコメントしていただきました。 ゆっくりと動きながら高速でこなす、を私なりに解釈してみた | シリアル・ポップな日々 ゆっくりと動きながら高速でこなす、を試してみた感想 | 今日とは違う明日 記事を書いた時には、この教授のゆっくりとした動作と脳内のめまぐるしい思考のひらめきとを対比し、着実に「今」をこなしてゆく姿を書きたいと思っていましたので、あえてリストの書き方などといった実践的方法は曖昧にしていました。 ToDo リストの作り方は人それぞれですので、イメージが伝われば、実践方法は自ずから明らかになるだろうと思っ
「クラフト」というのはまず素材があって、そこから何が作れるのかを考える立場。 「アート」というのは、まず作りたいものがあって、その表現手段として、 素材が選択されるやりかた。 技術はたぶん、「アート」から始まって「クラフト」へと移行する。 成熟して、確立した技術が、今度は「素材」となって使われるようになる、 そんな流れがあるんだと思う。 ボブの絵画教室 アメリカの画家ボブ・ロスは、「アーティスト」ではないんだそうだ。 人気番組だった「ボブの絵画教室」の中で、ボブは「簡単でしょう?」を くり返しながら、すごいスピードで風景画を仕上げていく。 30分ほどの番組なのに、出来上がった風景画はたしかにすばらしくて、 何よりも筆を動かすボブの手に迷いがなくて、あの番組それ自体が芸術なんだと思ってた。 ボブ・ロスの絵画はきれいで、絵を描く行為それ自体にも娯楽としてのおもしろさが 備わっているのに、伝統的
コミュニケーションで必要なのは、相手と信頼関係を築くことです。部下のモチベーションを上げようとする場合にも、「なんでこんなにモチベーションが低いんだ?」と、上から突き放したように見るのではなく、「そういえば、俺も入社して1年目のときは、こんな感じだったよ」というように、部下の立場に立って見ることです。それができて初めて、「こういうふうになっているから、モチベーションが低いんだろうか」とか、「これをしてもらえれば、もうちょっとモチベーションが上がるかな」と対応を考えることができます。まず相手の立場に立って、体験を共有することが必要です。 その際に、これまで紹介した、ミラリング・ペーシング・バックトラッキングと、感覚傾向に一致した対話をすることがポイントになります。 感覚傾向に合わせた対話をする 例えば、モチベーションの下がっている部下が、上司に、「いや~なんか、この案件は本当に先が見えないで
文房具は高校時代に凝っていた。印刷屋に頼んで特注の原稿用紙をつくってもらったり、ペン先が金の万年筆を買ったり。文房具としてPCやPDAをみたとき、技術革新が一進一退というより退化していることが結構ある。ある時期いいバランスの機器が出ても気付くとバランスが悪くなっている。 東大の坂村健氏が20年前に提唱したTRONプロジェクトの、派生プロジェクトでBTRONというOSがあり、そのBTRONを搭載したノートPCのキャッチフレーズが「電房具」だった。名コピーだと思う。 ともあれ、文具としてのコンピュータを今一度考えてみる、ということを僕の今年のテーマにしたい。 Palmとか初代モバイルギアとか一瞬で立ち上がって電池も長持ちしたんだが、今どきのPDAは電池がすぐ切れるしフリーズするし、どうして退化するかなぁ。バックライトやカラー液晶より、レスポンスや電池の持ちがよっぽど重要なのに。ノートPCも起動
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