最終回 自宅感の時代 2010年5月24日 ITデザイン コメント: トラックバック (0) フィードITデザイン (これまでの増井俊之×LogMeInはこちら) コンピュータのユーザインタフェースは手品のようなものだという説がありますが、人間がコンピュータを使うときは「どういう感覚で操作するのか」が重要です。 グラフィカルユーザインタフェース(GUI)の世界では「直接操作感」が大事です。コンピュータの画面の上にデータファイルが置いてあるはずがありませんし、画面上の枠の中で実際にプログラムが動いているわけではないにもかかわらず、画面の上のアイコンを移動させるとデータを移動した気になりますし、表示されているテキストを変化させるとデータを書き換えた気になります。コンピュータ画面上でアイコンを動かしたりテキストを書き換えたりするという行為が机の上でノートを動かしたり文字を書いたりする行為と似てい