ニュースレターNo.37/2007年11月発行 JPNIC総会講演会レポート 「IPにおけるロケーションとアイデンティティ」~IP上で「私」を特定する要素を考察する ~ 2007年6月15日(金)の午後、JPNIC総会後に開催した今回の講演会では、APNICのチーフサイエンティストであるGeoff Huston氏※1を講師に招き、「IPにおけるロケーションとアイデンティティ」というテーマでお話しいただきました。 恒例となっている総会後の講演会ですが、 今回は講師としてAPNICのチーフサイエンティストである、 Geoff Huston氏をお招きしました。 これは、IETFのInternet Areaのオープンミーティングで発表を行った資料をベースにしたものです。講演会直前のJPNIC総会で、IPv4アドレス在庫枯渇に関する姿勢表明をJPNICが行ったことから、これに関連させ、「この講演で紹
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます モノのインターネット(Internet of Things:IoT)とコネクテッドデバイスに関しては、統合的なサイバーセキュリティ規格が存在せず、そのことが原因で、産業用ネットワークや企業ネットワーク、ホームネットワークに甚大な被害をもたらす可能性のあるセキュリティ侵害が発生するおそれがある。 センサから自動車、医療用機器まで、膨大な数の各種デバイスが既にインターネットに接続されている。Gartnerの試算によると、毎日550万台の新しい「モノ」がインターネットに接続されているという。現在50億台以上のデバイスが接続されており、その数は2020年までに200億台に達する見通しだ。 しかし、IoTデバイスのセキュリティに適用される規格は存
昨日、ある媒体でSEALDsについてどう思いますか的な取材を受けたので、率直に「若い人が自分なりの考えで政治的な立場を表明するのはいいことじゃないですか」と答えたところ、てっきり私に全否定されると思っていたらしき記者が面食らっておられました。 別に右でも左でもいい、自分なりに生きる社会について考え、その時点で至らないながらも思うことを表明し、行動に移すことそのものは問題ないと思うのです。ただそれが、特定の政治勢力に結びつくよ、誰かに利用されるよ、というのはある程度歳がいってから気がつくことで、若いパワーを吸い取って別のものにしていこうとする人たちの企み(それだって、本人にとっては善意なのかもしれない)が分からなくとも仕方のないことだろうと私は考えます。 自分の18歳、19歳を振り返ったときに、確かに留学したり自分なりに勉強したり、分かったつもりになっていたことが、20年以上経ってみて赤面す
ネットワークトポロジー あらゆるデバイスやセンサーがつながる「IoT(モノのインターネット)」時代を迎え、ホームネットワーク向けに注目を集める無線規格「Thread」。本連載は、Thread Groupが発行するホワイトペーパーから、Threadの詳細を解説している。 前回は、ホワイトペーパー「Thread Overview」から、Threadの概要を振り返るとともに、そのIPスタックの基礎を紹介した。今回は、同じくThread Overviewから、ネットワークトポロジーと形成手順の基礎について解説していく。
なぜ、ソフトバンクはARMを買収したのか? 狙いはどこにあるのか? いろいろな見方が広がっている中で、いま一度、ソフトバンクが行ってきた大きな投資を振り返りながら、ARM買収の意味を考えた。 2016年7月18日にソフトバンクグループ(以下、ソフトバンク)が、ARM買収を発表して以来、連日、メディアでは“なぜARMを買収するのか”という分析が行われている。筆者自身も、7月19日付で「IoTの源流を押さえた?:“IoTの勝者 ARM”買収でソフトバンクが狙うもの」と題した記事を、大慌てで書いた。正直、思い付くままに書き殴ったこともあり、書き切れなかったことも多く、あらためて今回の買収劇を考えてみたいと思い、このコラムを書くことにした。 5つのレイヤーを軸に、これまでの賭けを振り返る 「なぜ、ソフトバンク、孫正義氏(ソフトバンクグループ社長)はARM買収に至ったか?」を探るためにも、過去にソフ
製造業におけるIoT(モノのインターネット)は、業務の効率化や生産性向上、コスト削減などの観点から活用されることが多いが、本連載ではITの観点から「サービス化」に着目して行きたい。このサービス化の流れにいち早く乗ったのが、オランダのPhilips(フィリップス)だ。同社のCEOは、主力製品の電球について以下のように語っている。 LEDの普及により、電球は以前のように販売数の確保が難しくなった。そこでフィリップスは、電球を用いた緊急通報や、可視光通信技術である「Li-Fi」を活用したクーポン配信、街の街灯の一元管理ソリューションなど、「電球のサービス化」による新たな収入源確保に成功している。つまりIoTとは、これまでのようにデバイスを売って終わりではなく、デバイスをサービス提供の手段として新たな顧客接点を持続し続けることを指すと考えている。 アマゾンが私たちの生活に根付いて久しい。Amazo
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