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ブックマーク / wien2006.livedoor.blog (99)

  • 新型コロナ検査を受けた日の出来事 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年05月10日06:00 カテゴリ新型コロナウイルス 新型コロナ検査を受けた日の出来事 欧州の「終戦75年」を迎えた8日午後、当方は「1450」に電話した。この番号は新型コロナウイルスの感染の疑いがある症状が出た場合、病院に直接行かず、先ず指定された緊急番号に電話し、医療関係者に症状を伝えることになっている。タクシーや電車を利用して病院に直接行って、タクシー運転者や病院関係者が感染したケースがあったからだ。保健省側は「絶対に公共機関やタクシーで病院には行かないように」と、新型コロナの感染が広がって以来、何度も国民にアピールしてきた。 ▲オーストリアの新型コロナ統計(同国保健省) 当方は新型コロナ取材のために「1450」に電話したのではない。どうやら新型コロナに感染した疑いがあるからだ。やばい、というよりやっぱりか、といった思いもあった。年齢的にも感染危険年齢に入っているうえ、持病持

    isrc
    isrc 2020/05/10
     「1450」の電話1本で新型コロナ検査官、3人の医療検査官がわが家を訪ねてくれたわけだ。電話から1時間も経過していない。当方はウィーン市民が皆入っている通常の健康保険保持者に過ぎない。
  • 世界は“痛みのグローバル化”で結束を : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年05月01日06:00 カテゴリ新型コロナウイルス 世界は“痛みのグローバル化”で結束を 欧州では、新型コロナウイルス(covid-19)への対応で外出制限などの特別措置の早期解除を要求する声と、制限・封鎖の解除は感染の第2波を引き起こすと警戒する「慎重論」で意見が分かれている。例外もあるが、ウイルス専門家には後者が多く、経済活動の再開を主張する政治家には前者が多い。 ▲TVで国民に語り掛けるドイツのシュタインマイアー大統領(2020年4月11日、ドイツ連邦大統領府公式サイトから) また、ロックダウン(都市封鎖)が長期化することで国民経済がダメージを受け、失業者が増加すれば、社会の安定が損なわれ、将来を苦にして自殺する人も増加するという主張を聞く。過去の失業者と自殺件数の動向を見れば、両者には密接な関係がある。だから、経済活動を長期封鎖した場合、失業者が増え、同時に自殺者も増加す

    isrc
    isrc 2020/05/01
    過去の失業者とは異なり、新型コロナ時代の失業者の場合、1人ではない。コロナ時代の失業者は孤独ではない。失業者と自殺件数を考える上で、失業者が孤独を感じるか否かは大きなポイントとなる。
  • WHOと台湾記者の「言論の自由」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年04月20日06:00 カテゴリ国連記者室新型コロナウイルス WHOと台湾記者の「言論の自由」 ウィーンに部を置く国際新聞編集者協会(IPI)からニュースレターが届いた。IPIはジュネーブに部を置く世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長宛ての書簡(4月14日付)の中で、「台湾ジャーナリストの記者登録を認めるべきだ」とアピールしている。台湾出身の記者たちは過去6年間、WHOに記者申請を提出しても拒否されてきた。その結果、台湾ジャーナリストはWHOの最高意思決定機関「世界保健総会」(WHA)や記者ブリーフィングに参加できない。これは明らかに「言論の自由」の蹂躙だ。 ▲WHOのテドロス事務局長に台湾ジャーナリストの記者登録を認めるように訴えるIPI(2020年4月14日、IPI公式サイトから) 国連機関の公式ブリーフィングや記者会見に参加できないことはジャーナリストにとって大きな

    isrc
    isrc 2020/04/20
    WHOは感染病取材で経験豊富な台湾ジャーナリストたちの取材認可を拒むだけではなく、新型コロナウイルスが人から人へと感染する恐れがあるという台湾からの警告を無視し、中国共産党政権の隠蔽工作に加担した
  • コロナ危機で「株」上げた人下げた人 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年04月03日06:00 カテゴリ新型コロナウイルス コロナ危機で「株」上げた人下げた人 オランダ外務省は1日、欧州連合(EU)の13カ国の連名で、「新型肺炎の感染拡大への対応では、法治主義、民主主義、人権などの欧州の基的権利に反し、政府批判の言論を弾圧する動きが見られることは遺憾だ」という趣旨の声明文を発表した。 ▲コロナ危機の対応で国民の評価を高めたイタリアのコンテ首相(イタリア首相府の公式サイトから) 同声明文では名指しこそ避けているが、これはハンガリーのオルバン政権への批判だ。同政権は新型肺炎の感染を受け、非常事態宣言を発表したが、政府は今後、議会での協議をせずに新しい法令を発令できる法案を採択したばかりだ。そこで13カ国の声明となった。 声明では、「非常事態への対応は可能な限り、制限される範囲に留まり、議会とは協議を重ね、対策の是非を問わなければなない」と述べ、「自由な

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    isrc 2020/04/03
    疲れを知らず、国民にコロナ危機の対策を説明するクルツ首相の姿を見るにつけ、激動の時代、国を引っ張っていく政治家には若さと行動力が欠かせないと痛感する。
  • 中国の「マスク外交」が世界を支配? : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年04月01日06:00 カテゴリ中国新型コロナウイルス 中国の「マスク外交」が世界を支配? アルプスの小国オーストリアでも新型コロナ感染が広がり、感染者数は3月31日午前11時(現地時間)、9825人で、1万人を突破するのは時間の問題となった。クルツ政府は30日、記者会見を開き、過去2週間の新型肺炎対策の結果を踏まえ、第2弾の対策を明らかにした。 ▲マスク着用の義務化を発表するクルツ首相(オーストリア首相府公式サイトから) 第1弾では、外出禁止、学校の閉鎖、人が多く集まるイベント開催を中止する一方、スーパー、薬局など生活必需品を扱う店舗以外は営業停止するなどを実施してきたが、クルツ首相は、「感染者数、死者数は依然増えてきている。事態は制限を緩和できる状況ではなく、一層、強化せざるを得ない」と指摘、4月12日の復活祭後、制限を徐々に緩和する、といった希望的観測を否定し、第2弾として

    isrc
    isrc 2020/04/01
    武漢市用に世界からマスクを秘かに買い占め、新型コロナ対策で成果が出てくると、今度は中国製のマスクを大量に欧米諸国に、一部は贈呈、大部分を輸出。これが中国共産党政権が秘かに進めている「マスク外交」の実態
  • 「新型コロナ」は独裁者を生み出す? : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年03月25日06:00 カテゴリ新型コロナウイルス 「新型コロナ」は独裁者を生み出す? どの時代、どの世界でも、自身の野望を実現するためならば死体の山も踏み越えて突進していこうとする政治家はいるものだ。彼らは利用できるものならば、なんでも巧みに操ろうとする。中国湖北省武漢市で発生し、世界的流行(パンデミック)となった新型コロナウイルス(covid-19)の場合でも同じだ。多くの犠牲者が出ているが、野望を心に秘める政治家はその新型コロナがもたらすカオス状況を自身の政治的野望を実現するチャンスにしてしまう。 ▲新型コロナウイルス(covid-19)=WHO公式情報特設ページの公式サイトから ロシアのプーチン大統領は1月15日、年次教書演説の中で同国憲法を改正する意向を表明した。プーチン氏が提案した改憲案では、①国家評議会の強化と権限拡大、②大統領任期を「2期」制限案が目を引いた。その

    isrc
    isrc 2020/03/25
    イラン国民は、ハメネイ師が国の威信、政治的計算などを優先し、国民の健康を犠牲にしたという事実を忘れないだろう。精神的指導者のハメネイ師は自身の権威、影響力を大きく損なったことになる。
  • 中国の医療器材支援に感謝すべきか : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年03月24日06:00 カテゴリ新型コロナウイルスイタリア 中国の医療器材支援に感謝すべきか 中国湖北省武漢から発生した新型コロナウイルス(covid-19)は今日、世界全域でその猛威をふるい、多数の感染者、犠牲者が出ている。新型肺炎の死者数では欧州のイタリアは中国のそれを大きく上回り、世界最大の感染地となってしまった。 ▲新型コロナウイルス対策に奔走するコンテ伊首相(イタリア首相府公式サイトから) 同国北部ロンバルディア州では感染者の急増で医療機関は崩壊寸前。感染防御服、消毒液、マスク、人工呼吸器などの不足は深刻で、ベルガモ病院の医者はソーシャルネットワーク(SNS)を通じて「助けてほしい」と緊急アピールしたばかりだ。 そのアピールに対し、新型コロナ感染当初、単なる「季節性伝染病のインフルエンザ」と同様に受け取ってきた欧州各国は入国を制限、禁止し、国民に外出禁止を発令するなど対

    isrc
    isrc 2020/03/24
    中国共産党政権のイタリア支援の場合、中国側は多くの犠牲者を出したイタリア国民に対し、先ず謝罪を表明すべきだろう。そして救援物質がその償い品であることを明確に説明すべきだ。
  • 新型コロナウイルスと「神」の行方 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年03月23日06:00 カテゴリ新型コロナウイルスキリスト教 新型コロナウイルスと「神」の行方 南欧イタリアで21日、793人が新型コロナウイルス(covid-19)が原因で死去した。欧州の地で、戦争時でもない時、このように多くの国民が1日で亡くなったことは戦後では初めてのことだ。それだけに、イタリア国民だけではなく、欧州全土で大きな衝撃と不安を呼び起こしている。 ▲ウィーンの夜明けの風景(2015年11月、ウィーンの自宅から撮影) 欧州のファッションのメッカ、イタリア北部ロンバルディア州の州都ミラノやベルガモ市で多くの人が亡くなっている。中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの猛威に恐れを感じる国民が増えてきた。 中東や北アフリカ諸国では内戦、飢餓、テロなどで毎日多くの人が亡くなってきたが、バルカン諸国のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争後、欧州の地で連日多くの犠牲者がメディア

    isrc
    isrc 2020/03/23
    欧州で戦争でもない時に多くの国民が1日で亡くなったことは戦後では初めてのことだ。私たちはキリスト教会でいう「兄弟姉妹だ」。兄弟姉妹をまとめる「親」はどこにいるのか、という問いが自然に出てくる。
  • 「武漢肺炎」と独伊「感染自治体」の関係 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年03月20日06:00 カテゴリ新型コロナウイルスドイツ 「武漢肺炎」と独伊「感染自治体」の関係 欧州で新型コロナウイルス(covid-19)の最大感染国となったイタリアの北部ロンバルディア州、そしてドイツ16州で最も多くの感染者が出ているノルトライン・ベストファーレン州(NRW)は中国企業との関係が深い自治体として知られている。 ▲新型コロナウイルスの感染がなかった時代のベルガモ市の風景(2014年6月、イタリア北部ロンバルディア州ベルガモ市で撮影) イタリアは先進主要7カ国(G7)の中でも中国の習近平国家主席が提唱した新シルクロード「一帯一路」に最初に参加を表明した国だ。その中でロンバルディア州の代表的産業都市ミラノ市には中国から多くの企業が進出している。例えば、モード産業では中国が廉価の布、安価な労働力をイタリア側に輸出し、最近では国内生産のために多くの中国人がロンバルディ

    isrc
    isrc 2020/03/20
    イタリアのロンバルディア州、ドイツNRW/中国人、中国企業は世界の至る所で活動している。ただし、イタリアとドイツの両州の場合、その数が多いことから、新型肺炎が拡大しやすい状況となっている
  • 生物・化学兵器は核兵器より怖い! : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年03月06日06:00 カテゴリ国連記者室新型コロナウイルス 生物・化学兵器は核兵器より怖い! 国際原子力機関(IAEA)の今年最初の定例理事会が9日、5日間の日程でウィーン部で始まる。それに先立ち、ラファエル・グロッシ事務局長はイランの核問題に対する最新の報告書を公表した。それによると、2015年の核合意で規定された濃縮ウランの貯蔵量は六フッ化ウランで300キロに制限されていたが、2月19日の時点で1510キロに達している。濃縮度は3・67%から4・5%に引き上げている。同時に、テヘランの未申告施設でウラン粒子が見つかり、イランが不法な核関連活動をしている疑惑が再び浮上してきた。 ▲新型コロナウイルスの対策に取り組む研究団(2020年2月4日、新華社公式サイトから) 当方はイラン、北朝鮮関連活動をフォローしてきたが、新型コロナウイルスが発生して以来、核兵器より生物・化学兵器の

    isrc
    isrc 2020/03/06
    問題は、化学兵器や生物兵器を使用した国に対して徹底した制裁と検証がこれまで実施されていないという現実だ。国際社会は至急、国際調査委員会を設置し、現地で発生源の検証に乗り出すべだ。
  • 日本は中国の「本当の友」となれるか : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年02月17日06:00 カテゴリ中国中国の「当の友」となれるか 困った時、支援してくれたり、助けてくれた友こそ「当の友」という。その一方、うまくいっている時には問題ないが、何か困難なことや不祥事が生じた時になると、サッと去っていく友も少なくない。人生で「当の友」を探し出すことは決して容易ではない。 ▲安倍総理は第9回新型コロナウィルス感染症対策部を開催(2020年2月14日、首相官邸ホームページから) 個人だけではない。国にとってもそのことは当てはまるだろう。日頃は「友邦国」、「同盟国」と称えあっていても、国益がぶつかってくると、その関係は急転直下、険悪化する。隣国・韓国との関係を思い出せばよく分かる。隣国関係、「共通の価値観」を有し、同盟国と考えてきた日韓両国があっという間に険悪な関係に陥り、朝鮮半島の軍事連携のために締結した「日韓軍事情報包括保護協定(GSOM

    isrc
    isrc 2020/02/17
    習主席の国賓訪問が大きな汚点を残すか、先見の明があったとして花を添えることになるか、安倍首相は大きな賭けに挑もうとしている。中国側はそんな安倍首相を鼓舞するため必死に日本の支援に感謝表明を繰返している
  • 日本外交官よ、「反日報道」に怒れ! : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年01月02日06:00 カテゴリオーストリア 日外交官よ、「反日報道」に怒れ! 新年早々またかと思われる読者もおられるだろう。許してほしい。何もなかったかのように黙って看過できないと考え、コラムとして書いている。オーストリア代表紙プレッセ2019年12月30日付でブルクハルド・ビショフ記者が、「紛争地域、北東アジア、核ミサイルと慰安婦」という見出しで、日韓両国関係が険悪化していると報じ、「日軍は進出する地域で5万人から20万人の女性を強制的に売春させたが、多くは韓国女性だった」と書いている。記事の内容は一方的だ。 ▲ウィーンのMQで開催された展示会「Japan Unlimited」のポスター(2019年11月6日、撮影) ビショフ記者は既に昨年8月19日付の社説で「強制労働(元徴用工)と慰安婦=北東アジアの険悪な状況」という見出しで、「日戦争犯罪」という表現を使い、「安倍

  • 法王から見た日韓の「道徳」の違い : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年11月25日06:00 カテゴリカトリック 法王から見た日韓の「道徳」の違い ローマ法王フランシスコは23日午後、最初の訪問国タイでの全行事を終え、次の訪問先の日に到着した。23日から26日まで4日間の滞在期間中、長崎、広島の原爆被爆地を訪問し、東京では記念ミサを開催するほか、今年5月に天皇に即位された徳仁天皇陛下を謁見訪問し、安倍首相ら政府関係者らとも会見する。ローマ法王の日訪問は故ヨハネ・パウロ2世以来、38年ぶりだ。 ▲被爆地・長崎を訪問したフランシスコ法王(2019年11月24日、バチカン・ニュース公式サイトから) 南米出身のローマ法王は就任以来、アジア重視の姿勢を見せてきた。日の隣国・韓国には2014年8月、訪問済みだ。フランシスコ法王は訪問前に日韓両国にメッセージを発信しているが、その内容は明らかに異なっているのだ。 例えば、法王は18日、日国民へ挨拶メッセー

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    isrc 2019/11/25
    5年前の訪韓前に法王は何を語ったのだろうか。ローマ法王の発言内容はかなり異例だ。「国民に倫理的、霊的に生まれ変わるように」という内容は、韓国民の倫理的、霊的な現状が良くないという判断があるからだ
  • 文在寅大統領、歴史に汚点残すな! : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年11月17日06:00 カテゴリ韓国 文在寅大統領、歴史に汚点残すな! 先輩記者が昔、「後日説明しなければ読者が理解できないようなコラムや記事を書くな」と言っていた。今回はその先輩の忠告を無視して、あえて説明を試みた。この欄で15日、「GSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)破棄撤回へのシナリオ」を書いたが、批判を受けた。多くのコメントの指摘はある意味で正しいと受け取っている。 ▲苦境下にある文在寅大統領(韓国大統領府公式サイトから) それでは「なぜ書いたのか」と問われて、「韓国の文在寅大統領がGSOMIA破棄を撤回しないだろうという確信があるからだ」といえば、無責任のように受け取られるかもしれないが、実際、その通りだ。簡単に言えば、破棄撤回をせず、条約が失効した時の日側の予防線という気持ちがあったからだ。すなわち、日側も努力したという“アリバイ工作”のようなものだ。 失効し

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    isrc 2019/11/17
    日本側も努力したという“アリバイ工作”/軍事関連テーマで対応することこそフェアな条件闘争/文政権は日本側と条件闘争に応じることは本意ではないだろう/自業自得の韓国との戦いで100%の勝利は適切ではない
  • 危ない!韓国で「無血革命」が進行中 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年09月12日06:00 カテゴリ韓国 危ない!韓国で「無血革命」が進行中 韓国の日叩きをみていると、子供が気にわないといって声を上げて喧嘩を仕掛けているようだ。国には品格、威信が伴わなければ、相手国から「品格のない国」として軽蔑されるが、韓国の現在の反日攻勢は国家の品格云々のレベルではなく、残念ながら、低次元なプロパガンダに過ぎない。 ▲無血革命が進行中の韓国大統領府(青瓦台)=韓国大統領府公式サイトから 今月に入ると、韓国側の日批判はその激怒を増してきた。まるで何かに憑かれたようにだ。 ①来年開催のパラリンピックのメダルの図柄が「旧日軍の旭日旗を想起させる」として、韓国側の関係者が対応を要求。 ②福島第一原発からの汚染水にトリチウムが含まれている。ウィーンに部を置く国際原子力機関(IAEA)にソウルから使節団を派遣し、日の原発からの汚染水問題を国際問題に仕立てようと

    isrc
    isrc 2019/09/12
    文政権は着実に無血革命を推進させている。南北再統一、核保有国の統一コリアの誕生を夢見ているのだ。信念に生きる確信犯の文在寅大統領にもはや何を言っても変わらないだろうが、最も犠牲となるのは韓国国民だ。
  • 日本外交官は中国大使に見習え! : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年08月22日06:00 カテゴリ国連記者室中国外交官は中国大使に見習え! 駐オーストリアの中国の李晓驷(Li Xiaosi)大使は模範的な外交官だ。自国の政情や国体がメディアで間違って報道されていたら、黙っておれない外交官のようだ。同大使の強みは流ちょうなドイツ語だ。20日の昼のラジオのニュース番組で同大使の声が聞こえてきた。同大使は数日前、オーストリア代表紙プレッセに寄稿し、香港のデモ集会について、「欧州メディアは正しく報道していない」と厳しく批判し、20日のラジオインタビューでは、「中国の北京政府も香港がカオスに陥るような状況になれば、関与せざるを得なくなる」と発言し、「欧州駐在の中国大使が北京政府の香港介入の可能性を示唆し、香港のデモに対し警告を発した」というニュースを発信させているほどだ。 ▲海外駐在外交官の模範、駐オーストリアの李晓驷中国大使(左)、李勇UNIDO

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    isrc 2019/08/22
    「嘘も100回言えば本当になる」外交の世界も次第にそのような様相を深めてきた。沈黙は外交の世界ではもはや金ではない。中韓の積極的なアピールを見るにつけ、日本の外交官の“ひきこもり症候群”が気になる。
  • 海外紙論調に反映する「朝日」の誤報 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年08月21日06:00 カテゴリその他 海外紙論調に反映する「朝日」の誤報 オーストリア代表紙プレッセの社説(19日付)は「強制労働(元徴用工)と慰安婦=北東アジアの険悪な状況」で、日韓両国関係が険悪化していること、その背景には歴史問題があることを指摘している。書き手はブルクハルド・ビショフ記者だ。プレッセ紙のベテラン記者は基的には東欧諸国やロシア問題を担当してきたが、今回突然、日韓問題について社説をまとめているのだ。 ▲オーストリア代表紙プレッセ19日付社説のコピー 当方は同記者を個人的に知っている。冷戦終焉直後、ウィーンのポーランド大使館でワルシャワから訪問中の国防相と会見するために大使館に出かけた時、同記者もどういうわけか同じ時間帯に国防相と会見することになっていたため、一緒に国防相と会見したことがあった。同記者は当方のことを忘れているだろうが、同記者の名前がBischo

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    isrc 2019/08/21
    オーストリア代表紙プレッセの社説。記事の内容は多分、米NYTの記事を参考にまとめたのだろう。NYTは朝日の論調を土台として記事を書くから、否応なく朝日新聞の論調と重なってくる/日本外交官は反論すべき
  • 「慰安婦」全生存者の死去後の「反日」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年08月16日06:00 カテゴリ韓国 「慰安婦」全生存者の死去後の「反日」 8月15日は日にとっては終戦記念日であり、戦いで亡くなった方々を慰霊する一方、未来に向かって改めて平和の祖国建設を宣誓する日だ。一方、隣国・韓国では「光復節」と呼ばれ、日の植民地から解放された日として大々的に祝う。民族が異なれば、その歴史も変わる。旧日軍と共に戦ったという史実は脇に置かれ、「解放記念日」、ひいては日軍に勝利した「戦勝記念日」と受け取る韓国国民もいる。 ▲「光復節」で演説する韓国の文在寅大統領(韓国大統領府公式サイトから) 歴史は過去の史実より、後世の民族を高揚する内容に変質される傾向がある。その意味で、史実の集大成と呼ぶべき「歴史」は常に未来志向を強いられるわけだ。 「わが民族は間違いを犯した。多くの隣国に多大の犠牲を強いた。悔い改め、謝罪しなければならない」と歴史の教科書に記述さ

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    isrc 2019/08/16
    近い将来、もはやいなくなった元慰安婦の賠償を求めて反日を繰返すとすれば、非常にグロテスクだ。「反日」の原動力は憎悪だ。憎悪にとって、慰安婦が生存していても亡くなったとしても関係はない。
  • 南北の「平和経済」は北独裁崩壊後に : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年08月08日06:00 カテゴリ韓国 南北の「平和経済」は北独裁崩壊後に 韓国の文在寅大統領は2日、日政府が輸出管理に関する優遇措置のホワイト国リストから韓国を排除する閣議決定をしたことを受け、大統領府で緊急会議を招集し、日政府の決定を「不法な貿易制裁である」と批判する一方、「わが国は結束して日の不法に立ち向かう。2度と日には負けない」と強調した。その直後(5日)、「南北が協調して平和経済を確立すれば、わが国の経済は日を凌ぐだろう」と豪語したという。 ▲板門店で会談するトランプ大統領、金正恩委員長、文在寅大統領(2019年6月30日、韓国大統領府公式サイトから) 国難に直面する韓国の最高指導者としては立派な檄だが、人権弁護士出身の文大統領には口に出さないタブーがある。「南北が協調して平和経済を構築する」というが、南北間には大きな相違が横たわっている。北は故金日成主席、故

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    isrc 2019/08/08
    文大統領が南北再統一を追及していくなら、金正恩と人権問題をじっくり話し合うべきだ。そして「独裁政治はいつか崩壊する」と堂々と主張すべきだ。それができないとすれば、最悪の場合、南は北側に吸収されてしまう
  • 文大統領「2度と日本に負けない」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2019年08月05日06:00 カテゴリ韓国 文大統領「2度と日に負けない」 文在寅大統領は2日、日政府が韓国を輸出優遇対象の「ホワイト国」から削除することを閣議決定したことが伝わると、その4時間後、国民に向かって特別演説をし、日の制裁が不法なものであり、絶対に正当化できないと強調する一方、日の無謀な決定に対し、国民に向かって「我々は2度と日に負けない」と檄を飛ばした。 ▲緊急閣僚会議でスピーチする文在寅大統領(2019年8月2日、韓国大統領府公式サイトから) 韓国聯合ニュースの上記の記事を読んで、ちょっとしたカルチャー・ショックを受けた。66歳の一国の大統領が隣国に向かって「我々は2度と日に負けない」と表明したのだ。サッカー試合で韓国ナショナルチームが日チームに惜敗したからではない。日政府が2日、輸出管理上の優遇措置の「ホワイト国」から韓国を除外する政令改正を閣議決定し

    isrc
    isrc 2019/08/05
    日韓の本来の敵、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、日韓の争いがデスマッチとなることを内心期待しているはず