マンションPERとは、「マンション1戸あたりの収益力」を計るために考案した東京カンテイ独自の指標。マンション価格を「現在の評価額」、月額賃料を「現在の収益力」と考えて、マンション価格が月額賃料の何年分に相当するか(賃料が永年変わらないものとして何年で回収できるか)を算出している。専有面積30㎡未満のマンション、事務所・店舗用のユニットは集計から除外している。 今回、2014年1月1日から12月3日までの約1年間に首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)で分譲された新築マンションの価格と賃料をもとに、PERの小さい順にランキングした。首都圏平均は21.59倍であり、それよりもPERが小さければ、収益性の高いマンションということになる。半年前(2013年7月~2014年6月)の実績は24.99倍であり、収益性はかなり改善したことになる。 1位は東急目黒線の西小山駅 1位は東急目黒線の西小山駅