12/3(木)「玉川旅館」の記録映像をネット上で公開 360度VR画像で実際に訪れたような感覚に 2020(令和2)年4月末で創業100年の歴史に幕を下ろし、解体・撤去が行われた「玉川旅館」(船橋市湊町2-6-25)の記録映像と360度VR画像が12月1日、インターネット上で公開された。 玉川旅館は大正10年(1921)に創業。太宰治ゆかりの宿として広く知られ、大人数での宴会や合宿ができる場所として幅広い層の市民に親しまれてきた。 しかし近年の宴会需要の落ち込みや老朽化に伴う木造建築の維持管理コスト増に加え、今春からの新型コロナウイルス感染拡大による客足の落ち込みにより、4月末で創業100年の歴史に幕を下ろした。 同館から船橋市に営業終了と6月の解体予定の申し入れがあったのは4月中旬だったという。船橋市としても「貴重な文化財である玉川旅館の歴史を末永く後世に伝えていきたい」と、映像記録を公