宇都宮市教委が五つの市立図書館で、閲覧用の雑誌に企業広告のスペースを設け、“売り出す”取り組みを始めた。新たな財源を確保するのが目的。市教委は「雑誌コーナーの充実を図るとともに、企業の地域貢献活動の促進にも協力したい」とスポンサーを募っている。 (磯谷佳宏) 「雑誌スポンサー制度」と題したこの新規事業は、名乗りを上げた企業が、図書館の雑誌購入費を負担。代わりに、最新号にソフトカバーをかけ、表紙に企業名、裏表紙にリーフレットなどの事業広告を掲載する。事業広告は、イベントやセールの告知など、用途に応じて差し替えることができる。