日本生命の来店型店舗で始まった琵琶湖の生態系の展示。夏休み中の子供たちにも好評だ=26日、東京・丸の内(米沢文撮影) 日本生命保険の来店型店舗「ニッセイ・ライフプラザ丸の内」(東京)で26日、滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)の“移動博物館”の展示が始まった。8月4日まで。 同博物館は今月中旬から、各地で移動博物館を本格展開。琵琶湖に生息する魚類、ニゴロブナやビワコオオナマズのレプリカのほか、琵琶湖の航空写真などを展示する。夏休み中のファミリー層を呼び込み、保険販売につなげたい考え。同社が滋賀県発祥という縁から、受け入れが実現した。 加藤貞男副会長はこの日のイベントで、「夏休みに、多くのお客さまにお子さま連れで来ていただきたい」とあいさつ。嘉田由紀子・滋賀県知事は「琵琶湖は近畿の1450万人が依存している世界有数の水源」とアピールした。