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近代と図書館に関するivory_reneのブックマーク (2)

  • 学びて時にこれを習う(2) 文献研究<スタディ>の成立 - みちくさのみち(旧)

    (1)の続きです。 近世・近代の「実学」についてのイメージとは別の切り口でも少し考えてみたい。 何故か生き生きと「学問」している人々を描く小説 最近読んだ冲方丁の歴史小説群は、『光圀伝』にせよ、あるいは『天地明察』にしてもそうだが、なんだか実に生き生きとして「学問」する人々が出てくる。印象的なのは、筋骨隆々のマッチョなお侍ほど、若さと体力に任せて力いっぱい「読書」することだ。それが「文武両道」なのだと言わんばかりに。 皮肉屋で線の細い連中は、それはそれで驚異的に頭の回転が速く、みな書物が好きである*1。相手を論破するために、相手のよっている解釈を批判する文献を血眼になって探したりしている。史実かフィクションかはさておき、ある種の限界状況みたいなところでそれでも学問するしかないと思い定めた人たちの物語なので、私もそうだったが、周りにも勧めてみたら、院生時代を思い出して「身に詰まされる…」とい

    学びて時にこれを習う(2) 文献研究<スタディ>の成立 - みちくさのみち(旧)
    ivory_rene
    ivory_rene 2012/10/26
    もっかい読もう。
  • 学びて時にこれを習う(1) 「実学」の「伝統」に関する覚書 - みちくさのみち(旧)

    このところ「学問」とは何であるかについてぼんやりと考えている。 図書館に就職してよりこの方、多くの「学問論」を目にしたし、また色々な人から学問観を聴く機会を得た。これは職業柄のせいかもしれないが、ある意味では、他の人よりも多く学問論に接してきたような気もする。 その場合、論者が大学なりで修めた一つの学科をベースにして議論を組み立てているのが普通であった。それは当然の話で、自分の知らない分野の話からは刺激も受けたし、参考になったりしている。日々、全く自分が大学で専攻していたものと違う資料についての案内をしながら、例えば自分がやってきた歴史についての意義を、お客さんに話したら、へえそれは大事だね、と言ってもらえるのだろうか、ということもしばしば考えた。 図書館は研究を支援する。読書普及とか、文化の醸成とか、地域コミュニティの結節点であるとか、館種の違いによって*1、程度の差こそあれ、学問と図書

    学びて時にこれを習う(1) 「実学」の「伝統」に関する覚書 - みちくさのみち(旧)
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