トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 愛知県立7高で歴史授業不適切 2755人補習 2012年7月18日 14時06分 愛知県教育委員会は18日、県立高校7校が少なくとも3年以上にわたって日本史と世界史の授業で、国の学習指導要領で定められた内容を教えていなかったと発表した。7校は2、3年の生徒2755人を対象に夏休みなどを使って補習を実施する。 卒業生は、受けた授業内容は不適切だったが、卒業を取り消すほどではないとして単位認定はそのまま認める。 7校は、明和、瑞陵、惟信、昭和(いずれも名古屋市)、春日井南(春日井市)、東郷(東郷町)、小牧南(小牧市)。 学習指導要領では、「世界史A」「日本史A」は近現代史を中心に学び、「世界史B」「日本史B」では原始-近現代の通史を学ぶ。県教委によると、7校は「世界史A」「日本史A」の授業で近現代史を教えず、原始-中世史を教えていた。