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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (68)

  • 仮設に癒やし届けた8年 石巻・移動図書館車が運行終了 | 河北新報オンラインニュース

    約3000冊が並ぶひより号の車内。約8年、石巻市内の仮設住宅団地を巡り続けた=23日、宮城県石巻市雄勝町 東日大震災後、宮城県石巻市の仮設住宅団地を約8年にわたって巡回した市の移動図書館車「ひより号」が23日、運行を終えた。被災者の住宅再建が進み、訪問先の仮設住宅団地が減少。活動に区切りを付けた。 ひより号に長年携わった市図書館の臨時職員飯坂隆さん(61)は「復興が進んだからこそ役割を終えられる」と語りつつ「利用者やひより号との別れは少し寂しい」と名残を惜しんだ。

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  • 震災で亡くした夫と同じ図書館職員に 夢かなえた女性「楽しい生活へ手助けしたい」 | 河北新報オンラインニュース

    岩手県陸前高田市立図書館に今春、東日大震災で夫を亡くした小田文香さん(45)が臨時職員として採用された。夫信弘さん=当時(41)=が生前勤めていた図書館で働く夢を、ついにかなえた。 こどもの日の5日、図書館主催のおはなし会で、子どもたちに紙人形劇を披露する小田さんの姿があった。 普段はにラベルやフィルムカバーを貼ったり、書棚を整理したりする。図書館司書の資格を取得してまで「働きたい」と願った職場だ。 信弘さんは移動図書館の運転手だった。震災後はが心の支えとなった。幼くして父親を失った2人の息子に、自分が代わりに図書館で働く姿を見せてあげたいという思いもあった。 津波で住まいを失った小田さん一家は、長く岩手県住田町の実家に身を寄せていた。次男(15)の高田高入学に合わせ、購入した自宅に移った。 かさ上げした中心市街地に昨年再建された市立図書館には、友達とおしゃべりする中高生や新聞を毎日

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  • 震災と原発 複合災害の教訓世界発信へ 福島・富岡のアーカイブ施設、基本構想まとまる | 河北新報オンラインニュース

    富岡町が保管している被災した時計。針は津波第2波の到達した午後3時35分(上)と震災発生の午後2時46分付近(下)でそれぞれ止まっている 東日大震災と東京電力福島第1原発事故などを伝承するため、福島県富岡町が計画するアーカイブ施設の在り方を検討してきた町民会議は30日、基構想をまとめ、提言書を町に提出した。複合災害の教訓を世界に発信する役割を果たすことなどを求めた。 提言書を受け取った宮皓一町長は、2020年度中の完成を目指すことを説明。建設場所は町文化交流センター「学びの森」周辺とする方針を明らかにした。完成時期の目標は当初の19年度中からずれ込む。 提言書は役割として(1)地域の歴史と災害の実態を後世に伝える(2)大規模災害時の資料保全手法を全国に伝える-ことなども盛り込んだ。整備する機能には「学習交流」「発信」「展示」「収蔵庫」などを挙げた。 町は今後、有識者による部会に基

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  • 津波で犠牲・元図書館職員の妻が本の案内人 司書資格取得「いつか私も」 | 河北新報オンラインニュース

    特別な思いを胸に、子どもたちに絵を読み聞かせる女性がいる。小田文香さん(44)=岩手県住田町=は東日大震災で、陸前高田市立図書館の職員だった夫信弘さん=当時(41)=を亡くした。「いつの日か、私も図書館で働きたい」 震災の津波で全壊し、7月に再建、開館した市立図書館で15日、「おはなし会」があった。小田さんはボランティアグループ「ささ舟」の一員として初めて参加。乳幼児らを前に大型絵を読み聞かせた。 移動図書館の運転手だった信弘さんは勤務中に津波にのまれた。小田さんは震災後、子どもたちを連れて住田町の実家に転居し、保育所で働き始めた。 ある日、ささ舟のメンバーが保育所で絵を読み聞かせてくれた。人を楽しませ、喜ばせる絵の素晴らしさに小田さんは気付いた。「多くの子にを通じていろいろな世界を知ってほしい。困難にも負けない生きる力を育んでほしい」 に関わる仕事がしたいと休職して大学に通

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  • <東北大>ネット無料講座が好評 国内外から6000人受講 | 河北新報オンラインニュース

    ivory_rene
    ivory_rene 2017/08/22
    gacco言及なし。
  • <山形大アカハラ自殺>非公表は「時代錯誤」学生ら、大学の姿勢疑問視 | 河北新報オンラインニュース

    <山形大アカハラ自殺>非公表は「時代錯誤」学生ら、大学の姿勢疑問視 アカデミックハラスメントが原因で山形大工学部の男子学生が自殺した問題で、同大の学生たちからは3日、自殺した学生を悼むとともに、情報公開に消極的な大学の姿勢を疑問視する声が上がった。 大学は助教の懲戒処分を発表した際にも学生の自殺を伏せ、1年半余り明らかにしなかった。工学部3年の女子学生(21)は「今どき隠そうとするのは時代錯誤。研究成果のようないいことばかり公表して、嫌なことは表に出さないという姿勢はいかがなものか」と対応を疑問視した。 「自殺について全く知らなかった」と話すのは工学部2年の男子学生(19)。大学は今後の学生への説明に関し、訴訟の判決を踏まえて判断する方針を示しているが、「裁判になる前に事実関係は公表すべきだ。事実だとしたら、自殺した学生が気の毒すぎる」と思いやった。 大学が学生の自殺を防げなかったことへの

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  • 「廃炉ロボコン」福島で12月開催 人材育成狙う | 河北新報オンラインニュース

  • 来年の福 図書館でフライングゲットだぜ | 河北新報オンラインニュース

  • 「海辺の図書館」 東北みらい賞を受賞 | 河北新報オンラインニュース

    東日大震災の被災地、仙台市若林区荒浜で住民の会社員庄子隆弘さん(42)が行う「海辺の図書館」の活動が、東北の被災3県の復興に地域で挑む人々を顕彰する第5回「東北みらい賞」に選ばれた。東北みらい創(づく)りサマースクール実行委員会(盛岡市)が主催する賞で、選考では「活動は斬新で、試みの継続を願いたい」と高く評価された。  海辺の図書館は、津波で家を流された庄子さんが2年前に始めた。浜の町だった古里の歴史文化、生業や暮らしを「図書館をひもとくように知ってもらい、記憶を残そう」と発想。週末に訪れる人を集落跡に案内し、住民の話を聴く機会をつくっている。  荒浜は震災後、住宅を再建できない災害危険区域に指定されたが、住民有志らの「荒浜再生を願う会」が毎月、海岸清掃を行う。代表の貴田喜一さん(71)は「里海荒浜ロッジ」を建て、ピザ作りの石窯もしつらえて集いの場を開いている。  会の仲間である庄

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  • 「海辺の図書館」1年 荒浜の未来考える場に | 河北新報オンラインニュース

    東日大震災で被災した仙台市若林区荒浜の再生を願い、荒浜全域を図書館に見立てて開いた「海辺の図書館」が今月、1周年を迎えた。地域資源そのものがであるという発想で誕生させた、屋根のない青空図書館。荒浜を舞台にイベントや講座を開いて人を呼び込んできた。荒浜出身で震災後は仮設住宅で暮らす「館長」の男性は、「みんなで荒浜の未来を考え、創る場所にしたい」と語る。  海辺の図書館は2014年6月、大手書店の社員として市内の大学図書館を担当する庄子隆弘さん(41)が開いた。両親らと住んでいた荒浜の家は津波で流され、小さいころの遊び場だった松林も消滅。一帯は災害危険区域となり、家を建てて戻ることはできない。  地区を歩いて住民の話を聞き、を読むように、そこにあった暮らしや文化歴史を知る-。庄子さんは地域の宝に光を当てる海辺の図書館を思い立った。  仲間を巻き込んで、さまざまなイベントを企画。イナサと

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    ivory_rene
    ivory_rene 2015/06/26
    庄子さんすごいなあ。
  • 5万5257件誤掲載 宮城県・震災アーカイブ | 河北新報オンラインニュース

    5万5257件誤掲載 宮城県・震災アーカイブ 宮城県は17日、15日に運用を開始したウェブサイト「東日大震災アーカイブ宮城 未来へ伝える記憶と記録」に、提供元の自治体から公開の最終確認を取っていない資料5万5257件を掲載していたと発表した。  誤掲載した資料は石巻市3840件、南三陸町4万3286件、亘理町40件、山元町8091件。いずれも公開を中止している。  県によると、資料は追加公開の作業中だった写真や行政文書。個人情報を保護する加工処理は済んでいた。ダウンロードされていないが、閲覧数は不明。  15日夜に掲載し、16日午前に石巻市と南三陸町から指摘を受け発覚した。各市町の最終確認が取れ次第、随時掲載する。

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    ivory_rene
    ivory_rene 2015/06/19
    なんとも…
  • 活字10万個宮城大に寄贈 埼玉の印刷所 | 河北新報オンラインニュース

    宮城大大和キャンパス(大和町)の図書館に、埼玉県朝霞市の印刷所で長年にわたって使われた活字10万個、活版印刷機など機材一式が寄贈され、9日、収蔵式が行われた。デザインを学ぶ学生の創作活動や図書館のしおりの印刷に活用される。  寄贈したワタナベ印刷の渡辺昌郎さん(82)は「若い学生さんに活字を見直すきっかけにしてもらいたい」とあいさつ。大学関係者が見守る中で印刷の仕方を実演し、機械に注油を欠かさないよう指導した。  西垣克学長は「血と汗が染み込んだ文字の遺産を引き継ぎ、新しい知を生む努力をしていきたい」と述べた。活字を収めた木箱の一部は図書館入り口に展示。印刷機はサークル棟の一室に納めた。  活版は鉛の活字を1文字ずつ拾って組み、インキを塗って紙に押し付ける昔ながらの印刷技術。渡辺さんは2014年1月に廃業を決め、使い込んだ機材の引き取り先を募っていた。  宮城大4年の鈴木紗都さん(21)は

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  • 震災写真1万点 気仙沼市HPで公開 | 河北新報オンラインニュース

    気仙沼市は4月、東日大震災で被災した街並みなどの写真1万500点を市のホームページ(HP)内のサイト「けせんぬまアーカイブ」に公開した。教訓の伝承や風化を防ぐ目的であれば、出版物や展示などに自由に使うことができる。  市民やボランティアらが震災発生直後から撮影し、一般社団法人東日大震災デジタルアーカイブス支援センター(つくば市)が管理する写真を掲載した。津波が押し寄せた後に発生した火災や震災から間もない入学式の様子、被災前の街並みが分かる写真もある。  写真には撮影場所や時間の情報が入力され、「まちなみ」「火災」といったキーワードや地名を組み合わせて検索する。画面に表示された地図を拡大・縮小させ、写真の掲載範囲を絞り込むこともできる。事業費は約1380万円。  営利目的での使用は原則禁止だが、防災・減災対策などであれば有料の媒体にも使える。市危機管理課は「幅広く活用できるので多くの人た

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  • 名取駅前に複合施設 図書館や公民館一体化 | 河北新報オンラインニュース

    名取市は国の復興交付金を活用してJR名取駅前の市街地再開発事業を進める方針を固め、9日の市議会議員協議会で説明した。東日大震災で被災した市図書館増田公民館を商業施設と一体の複合施設として集約・再建する。  再開発施行区域は名取駅東口広場に隣接する約7300平方メートル。4階建てのA棟(延べ床面積約6200平方メートル)と11階建てのB棟(同約6000平方メートル)、3階建ての駐車場(102台収容)を整備する。  A棟の1階に商業施設、2、3階に図書館、4階に増田公民館が入る。図書館の蔵書数は現在の16万冊から開館時は18万冊、将来は30万冊を目指す。B棟の1、2階は医療機関などの生活利便施設、3~11階が集合住宅(54戸)。施設と駅をペデストリアンデッキでつなぎ、駅乗降客らの利用促進を図る。  総事業費は約60億円。2015年度当初予算に土地整備費約2億5000万円を計上した。地権者ら

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  • 図書館命名権、秋田市が売却へ | 河北新報オンラインニュース

    図書館命名権、秋田市が売却へ 秋田市は、全5館ある市立図書館のネーミングライツ(命名権)の売却先の募集を始めた。年度予算の市民1人当たりの図書費は約44円で、東北の県庁所在地で最下位。売却で得た財源を新刊や話題の専門書の購入に充てる方針だ。  応募資格は、秋田市に事業所がある企業や団体。希望価格は年間60万円以上、契約年数は3年以上。命名権を獲得した企業、団体は5館に共通する愛称を付けることができる。16日まで応募を受け付け、契約開始日は4月1日以降。  景気低迷などによる市財政の悪化で、市の近年の図書費は市民1人当たりで計算すると、40円台が続いている。東北6県の県庁所在地で、市民1人当たりの年度予算が最も高いのは仙台市の約143円。  秋田市の5館では、蔵書の更新が滞っている影響もあり、昨年度の5館の入館者は計61万504人と、10年前から約8万人減少した。  秋田市立中央図書館

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    ivory_rene
    ivory_rene 2015/02/28
    秋田市立図書館。市内の全5館が対象。
  • 「パワハラで退職」元職員、東北大を提訴 | 河北新報オンラインニュース

    パワハラ退職」元職員、東北大を提訴 東日大震災後に増えた仕事で過度の負担を強いられたり、パワハラを受けたりして退職を余儀なくされたとして、仙台市の元東北大職員の40代男性が26日、同大に約3500万円の損害賠償などを求める訴えを仙台地裁に起こした。  訴えによると、男性は2000年から同大の事務職員として勤務し、大学施設の工事の発注などを担当。震災後には新築や改築、改修の発注業務が激増し、任せられた仕事に追われたという。12年3月に退職した。  男性側は「震災後の発注量は平常時の10年分相当だったが、人員態勢は変わらず、異動もさせてもらえなかった。上司らからは暴言を吐かれていた」と主張。「所属部署で以前から職員の死亡が相次ぎ、過酷な労働環境だったのに、東北大は放置していた」などと指摘している。  東北大広報課は「訴状が届いておらず、コメントは差し控える」との談話を出した。 2014年

    「パワハラで退職」元職員、東北大を提訴 | 河北新報オンラインニュース
    ivory_rene
    ivory_rene 2014/09/27
    「震災後の発注量は平常時の10年分相当だったが、人員態勢は変わらず、異動もさせてもらえなかった。上司らからは暴言を吐かれていた」「所属部署で以前から職員の死亡が相次ぎ、過酷な労働環境だったのに、東北大
  • 市街地再生の教訓・神戸と東北 京都府立大・広原盛明名誉教授に聞く | 河北新報オンラインニュース

  • 多賀城市新図書館 「CCC指定管理者に」条例案提出へ  | 河北新報オンラインニュース

    宮城県多賀城市の新市立図書館計画で、市は11日開会の市議会6月定例会に、レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)展開のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定管理者とする条例案を提出する。図書館はJR仙石線多賀城駅近くに建設される駅北再開発ビルに入る予定で、可決されれば中心部の再開発が完成に向け大きく動く。  CCCが公立図書館の指定管理者となれば、佐賀県武雄市、神奈川県海老名市に続いて全国で3例目となる。  再開発ビルは地上3階、延べ床約6700平方メートル。第三セクター多賀城駅北開発が建設し、建物の北側部分にはCCC直営の「蔦谷書店」やカフェなどが入る。  同市伝上山から移す図書館はビル南側部分に入る。CCCの計画では開館時間は午前9時~午後9時半で、現図書館の午後5時までから延長。年中無休で、年間120万人の利用を見込む。  中心部の再開発事業はこれまで、JR仙石線の連続立体交

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  • これから 第19部・研究者の思い(5)被災資料の修復/失われた歴史を復元 | 河北新報オンラインニュース

    ◎先人の姿、未来の糧に  東日大震災の津波をかぶった古文書の泥を筆で払う。きれいになった史料を写真撮影し、保存する。根気の要る作業が続く。  4月中旬。NPO法人宮城歴史資料保全ネットワークが、事務局を置く仙台市の東北大文科系総合研究棟で保全作業に取り組んだ。  NPO理事長の平川新さん(63)が、メンバー約10人の作業をじっと見守る。ことし3月末に東北大災害科学国際研究所長を退任し、4月1日から宮城学院女子大で学長を務める。  専門は江戸時代史。史料の重みはだれよりも分かっている。「古文書が散逸すれば地域の歴史は解明の手段を失う。災害から1点でも多く救出したい」。震災後、手掛けた史料は既に5万点を超えた。 <古文書散乱>  ネットワークは2003年、宮城県連続地震をきっかけに設立された。地域に深い爪痕を残した3.11の打撃は、歴史資料にも容赦はなかった。  震災から約1カ月後、文献調査

    これから 第19部・研究者の思い(5)被災資料の修復/失われた歴史を復元 | 河北新報オンラインニュース
  • 農業復興歩み1冊に 仙台市が記録集を発刊 | 河北新報オンラインニュース

    仙台市は東日大震災で津波被害を受けた市東部の農地の復旧・復興へ向けた取り組みをまとめた「農の新風、ここに興る 仙台東部地域 農業復興の記録」を発刊した。農地や農機具を失いながら、先進的な農業を取り入れつつ徐々に立て直してきた3年間の歩みを記した。  市東部の農地は約1860ヘクタールが被災し、ことし春には全域で農業が再開される見通しだ。記録集は被害状況や除塩作業、がれき撤去といった復旧復興事業を、資料や写真で振り返っている。  営農組織の設立に奔走した生産者、6次産業化を目指す団体の体験談なども収録。農地集約や農商工連携を進める市のプロジェクト「農とのフロンティア」、農業経営支援策も盛り込んだ。  奥山恵美子市長は「単なる復旧ではなく、新しい農業として再生させる取り組みは、さまざまな地域の参考になる。市民共有の財産として次世代へ受け継ぎ、国内外にも紹介したい」と話す。  A4判で30ペ

    農業復興歩み1冊に 仙台市が記録集を発刊 | 河北新報オンラインニュース