新潮2013年1月号269〜321ページに掲載された、 尾崎真理子「石井桃子と戦争」(前篇)を読んだ。 新潮 2013年 01月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/12/07メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る後篇は2月号だけど、そちらはまだ未読。 この記事は前篇だけで170枚ある長篇なのだが、それでいて実は石井桃子の評伝の一部分でしかないらしい。 本稿は私の書き進める石井桃子百年の評伝の第三章にあたる。幼少期から女子大卒業まで(第一章)、文藝春秋社の新米編集者時代から『幻の朱い実』に描かれた小里文子との日々(第二章)、そして戦後の岩波書店での活躍から米欧留学、かつら文庫の開設(第四章)、そして晩年の日々(第五章)も、その評伝には含まれることになるが、まずは、『クマのプーさん』との出会いから『ノンちゃん雲に乗る』の出版まで。石井桃
居酒屋なぐもんの店主がなにやら勉強したことを発表したいというので、こないだ聞いてあげてきたことの、レポートというかコメントを書こうと思う*1。 今回のテーマは「公共財」についてということだった。 これが当日のスライド。 公共財 from Tomoya Nagumo へー、という感じである。 当日はこれについてなぐもんからちょっと偉そうな口調で説明を受け(マンツーマンレッスン)、「なにか質問はありますか?」「なにか質問はありますか?」「なにか質問はありますか?」と3回くらい連呼されるので半ば無理やりながらいろいろと話を聞いたのだが、その具体的なやり取りは置いておいて、いま振り返ってみて思うことを挙げてみることにする。 問題意識はどこにあったのか 上のスライドの内容は、黒ネコと白ネコがお金を出し合って図書館を作ろうとするとどうなるのかという、簡易的なシミュレーションである。それはいい。いいのだ
もうすぐ選挙ですね。 という言葉で始めると、3年前のあの記事(きみは「めいすいくん」を知っているか)のことを思い出すわけですが、それはともかく。 選挙には、もちろん行ったことがあるし、もちろん行かなかったこともあるし、いくつかの政党の候補者に入れたこともあるし、白紙投票をしたこともあるのだけれど、何をしたらどうということもなく。 というかそもそも、選び方なんて何も知らないんじゃないかということに思い当たった。 つまり、どういうふうに情報を集めたらいいのか、何を基準にして考えたらいいのか。選挙が近くなったら、要するに、何したらええねんという、そんなごくベーシックな知識が全然欠けている。 政党や政策や争点をまとめてくれているサイトは、例えば ザ・選挙 特集:第46回衆議院議員総選挙 などがあるけど、とりあえず、どう決めたらいいのかに関する公平で方法論的な基本が自分の中にほしいと思った。 で、検
最近自転車が趣味で、 ちょっとスポーツ寄りのものを買い、 よく乗っている。 新しい趣味とかを始めたときはいつも、 とりあえず何かを買って始めたあとで雑誌や本を見て、 「ああ、これを読んでから始めたらよかった」 と思うものだということは これまでの経験からわかってはいたのだけれど、 今回も結局たいした調査もできずに買ってしまった感はある (ネットでちょこっと調べたりはしたけど)。 それは、やっぱりとりあえず早く買いたい(始めたい)のだ、 というのもあるし、あと、 どの本や雑誌が「ちょうどいい」のかよくわからない、 というのもあると思った。 大学図書館には分野別に調べ物のしかたがまとまった パスファインダーというのがあるけど、 近所の図書館にいろんな趣味の始め方ファインダーがあったら おもしろいし便利なのになーと思った。 それは書店でもいいんだけど、せっかくまとめてくれても よっぽどのマニアな
ある程度ヘビーに図書館を利用していると、どこかの図書館で借りた本を持って(というか単に読みかけの本としてかばんに入れたまま)別の図書館に行くということがある。そこで気になるのがBDS、いわゆる持ち出し防止装置である。BDSを設置している図書館では貸出のとき、出口で反応しないように処理をするわけだけど、そこでは鳴らなくなっても別の図書館に持って行くと鳴ってしまうということがたまに起こる。なぜなのかはよく知らない。BDSのメーカーの違いなのか、本に取り付けてあるものの違いなのか。 たいていは図書館に入ってからそのことに気付く。「しまった、今日は他の図書館の本を持ってる」。別に悪いことをしているわけではない。通常の手続きをもって貸出された正当な代物である。それなのになんなのこの残念なスリル。用を済ませて外に出るときが勝負、もはや一か八かの賭けである。鳴るべきか鳴らざるべきか、それが問題だ(いや圧
昨日は居酒屋なぐもんに行ってきた。夕方前、カーリルやJcrossの企画会議? が行われる一方、ぼくは部屋の奥で幼児と一心不乱にレゴを楽しむという、良い会だった。 そんななか、たしか学校図書館の話で、「先生がおすすめする本は一気に借りていかれるので、[普段からおすすめをしてもあまり本が動かない]司書としてはちょっとさみしいらしい」みたいなことが言われていて、まぁそうだよなとか、単に言われたことをやっとけばいいと思ってるだけじゃないの? とか、その場では思っただけだったんだけど(発言せず)、帰りの電車で、ジャニーズのコンサート帰りの女子たちに包囲されながら『情報の呼吸法』を読んでいたら、これってあれと似てるなあ、と思い出した。 ツイッターの場合に限ったことではありませんが、何がデマで何がそうでないか、情報の信憑性には注意が必要です。そこで僕が推奨するのは、発信している「人」を見ることです。 (
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く