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ブックマーク / minamin.hatenablog.jp (13)

  • 1/17 パブリックドメイン資料の利用条件シンポジウム参加メモ - みなみの備忘録

    1/17に開催された下記シンポジウムに参加しました。 シンポジウム デジタル知識基盤におけるパブリックドメイン資料の利用条件 #PDシンポ hashtag on Twitter 最近下記のような記事が出ていたこともあり、 Reproductions of Public Domain Works Should Remain in the Public Domain - Creative Commons どんな展開になるのか興味があり参加。途中までしかいられなかったものの、特に冒頭の渡辺先生ご講演は現状の整理にとても有意義だったので、簡単に記録を。 ===== ご講演の主題(取り扱うテーマ)は以下の2つ。 CCライセンスを権利者の立場にはないものが、PD資料につけるということ(CCライセンスの拡大適用) PD資料に利用条件を課すこと さらに、先生からのメッセージは以下の2つということで、スライ

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  • 2019年の振り返り - みなみの備忘録

    今年はほとんど更新できなかったものの、振り返り記事だけでも書いておこうと一念発起。やや書き散らし気味なのはご容赦を。 ===== 1月 ラボで世論調査をやりたいとの企画が持ち上がり、どたばたと準備。いろいろ要因が重なり結局延期になってしまったが、良い勉強になった(特にデータ入手の実態を理解する上で)。月末には九大にお邪魔して、研究データ管理のお話をすることに。遠方の来客に驚く。 シンポジウム 「オープンデータと大学」(1/30) | 九州大学附属図書館 2月 NDLにお呼ばれして識別子の話など。一緒に呼ばれたお二方が万能過ぎたため、自分の立ち位置にかなり悩む。RDUFシンポジウムでは活動紹介の後、妙に長い質疑応答(ほぼディフェンス)を行うはめに。。 「研究データのライセンス検討プロジェクト」小委員会活動報告 所内ポータルサイトが何とかローンチに漕ぎつける。 3月 ぼんやり考えていた大学院の

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  • 2019/9/1 転職しました。 - みなみの備忘録

    1年も経たずにこのタイトルで記事を書くことになろうとは。とはいえ、職場ブログでも既に挨拶文を書いてしまったので、自分用にも忘れないうちに書き留めておきます。 ===== そもそもの再転職の契機は大学院への進学が具体化したこと。もともとうっすら希望はあったものの、自分は何を研究したいのか、突き詰めたいのかがいまいち見えていなかった。とあるイベントの際に某先生とお話していた際、「希望があるなら相談に乗るよ」と言ってもらったことがきっかけで、3月頃にまずは自分の活動予定をまとめ、見てもらいながら構想を練っていく。その作業が存外に楽しく、また今後のキャリア展開に方向性を模索していたこともあり、何とか形にして試してみたいという気に。 これまた某先生の計らいで指導教官になっていただける方も見つかり、10月入学を目標に急ピッチで準備開始。家庭内の決裁(?)は下りたものの、ラボの立ち上げ時ということもあり

    2019/9/1 転職しました。 - みなみの備忘録
  • データライブラリアン業務の私的中間整理 - みなみの備忘録

    いろいろ一区切りつきそうなので、データライブラリアンについての私的中間整理。下記のほか、 https://b.hatena.ne.jp/y_minami/data%20librarian/ 某所による調査報告書、各種セミナーやワークショップ参加記録も参照(とりあえず列挙はしない)。 働き始めてからも、結局データライブラリアンは何をするのか、しないのかの境界が良く分からずにいたので、何とか自分の方針を立てたいというのが記事の動機です。 ===== 上記にもある文献を見ていくと、「データライブラリアン」の名のもとにおよそデータに関わる仕事が雑多に集められている様子(国内開催のセッションやワークショップに参加した感想も大体同じ)。このままでは収拾が付かないので、データライブラリアン≒データライブラリーで働く人、としてコレクションに紐づけてとりあえず考えることにする。そうすると、実務レベルでは

    データライブラリアン業務の私的中間整理 - みなみの備忘録
  • 6/21 日本データベース学会セミナー参加メモ - みなみの備忘録

    データベース学会が主催したセミナー「アカデミアや企業における研究開発のためのデータの収集・提供・利用」@お茶大に参加しました。 http://db-event.jpn.org/dbsj2019/%E6%8B%9B%E5%BE%85%E8%AC%9B%E6%BC%94/ 同日のJ-STAGEセミナーに参加できず悲しい気持ちになっていたところに、急遽前日になって飛び込んできたお話。現在進行形で非常にありがたいテーマ。 ===== テーマは連続講義の予定で、初回となるセミナーでは研究開発におけるデータの収集・提供・利用の流れを概観したうえで、データの収集方法や研究開発方法は適切かどうか、研究成果は誰がどのように利用できるのか、を考える上での法的枠組みの解説を行うとのこと。何でも去年から喜連川先生が学会の会長に就任したとのことで、冒頭でデータにまつわる法的枠組みの複雑さについて言及。データ

    6/21 日本データベース学会セミナー参加メモ - みなみの備忘録
  • 5/27 JOSS2019 ライセンス小委員会セッションメモ - みなみの備忘録

    久々のメモ。今年もご縁があり、JOSS2019の企画を担当させていただきました。 http://joss.rcos.nii.ac.jp/session/0527/ 前回:6/18 ライセンス検討小委員会セッションメモ - みなみの備忘録 今回のセッションは、小委員会で作成したガイドライン草案をたたき台に様々な状況下でのデータの利用条件を議論しよう、という趣旨でした。前回よりも実務に近づいた分、非常に具体的なケースからのコメントを多くいただきつつ、「研究データ」の定義やデータポリシーとの関係(ライセンスで制御すべきか否か)といった枠組みにも立ち返って議論がなされた印象。個人的には大変面白かった(聴衆の方々の意向と離れていたら申し訳ないが・・)。 例によって各登壇者のスライドやセッションまとめは後日公開予定なので、ここでは個人的にポイントだった部分を掘り下げる感じで。ほとんど自分用のメモなので

    5/27 JOSS2019 ライセンス小委員会セッションメモ - みなみの備忘録
  • 2/18 RDUF総会及び公開シンポジウムメモ - みなみの備忘録

    こちらも大分遅くなりました。2/18に開催されたRDUF総会及び公開シンポジウム@JSTの参加メモ。 イベント | 研究データ利活用協議会 RDUF (Research Data Utilization Forum) 資料は後日ウェブサイトで公開されるはずなので、例によって気になった発表のメモを。 ===== 1.RDUF総会(13:15~14:15) 会員からの活動報告として、以下5点の報告があった。 1) 海洋研究開発機構(JAMSTEC) データへのDOI管理システムを構築するため、研究者へのアンケート調査を通じ、関連システム機能の強化及びDOI付与ガイドラインの整備を行っているとのこと。アンケートではデータの更新頻度だけではなく、データ保存のミラー状況も聞いたとか・・・各研究者の意識の高さが窺われる。 2) 高輝度光科学研究センター(Spring-8) オープンデータへの参画促進の

    2/18 RDUF総会及び公開シンポジウムメモ - みなみの備忘録
    ivory_rene
    ivory_rene 2019/03/22
    Spring-8…
  • 1/25 東アジアデータ・アーカイブ国際ワークショップ参加メモ - みなみの備忘録

    久々に外勤&出張が続きました。九大のシンポジウムは追ってまとめるとして、取り急ぎ先週末に参加した東大社研のワークショップのメモを。 ・東アジアデータ・アーカイブ国際ワークショップ https://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/international/pdf/20190125workshop_poster.pdf(直リンク注意) 東アジアのデータ・アーカイブに関する国際ワークショップ、ということで中国韓国台湾などの担当者が来日していた様子。今回は都合上、1/25(金)の1日のみ参加。ミシガン大学のJared Lyle氏(ICPSRのarchivist)による、ICPSRの評価と認証に関する実践報告があった。資料は下記で公開されている: Data Repository Assessment & Certification: Experiences and Lesson

    1/25 東アジアデータ・アーカイブ国際ワークショップ参加メモ - みなみの備忘録
  • 2018年の振り返り - みなみの備忘録

    大分遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。 2018年はいつになくいろいろあったので、周りの方々を真似て振り返りなどを。 ~~~~~ 1月 「情報管理」誌に共著記事が載った。 JPCOARスキーマの策定:日の学術成果の円滑な国際的流通を目指して 夜中の12時にもなってから九州の某氏とrelationTypeの意味がどうの、と議論していたのは良い思い出。 電子リソース管理システムの資金調達、在庫管理システム&画像公開システム導入・開発とシステムづくめの日々。 2月 RDUFのライセンス小委員会アンケート開始。直前まで設問作りをしていたような(委員の皆さま調整不足ですみません。。。) 研究データ利活用協議会(RDUF)研究データのライセンス検討プロジェクト小委員会、研究データのライセンスに関するアンケート調査を実施中 | カレントアウェアネス・ポータル ORCIDコンソーシアム検

    2018年の振り返り - みなみの備忘録
  • 6/18 図書館×メタデータ・組織化セッション - みなみの備忘録

    JOSS2018ではもう一つ、図書館関係セッションの座長をさせていただきました。 セッション詳細 6月18日(月)|Japan Open Science Summit 2018(JOSS2018) ご登壇の皆さま、ご参加の皆さまには改めて御礼を。 こっちはメタデータ・組織化がテーマ。データ管理の実務を語っていただきつつ、図書館員が貢献できるところはどこかを考える構成。社会科学、自然科学、材料科学の実務+JPCOARスキーマの可能性を語ってもらいました。超マニアックなテーマ(?)と自負していたものの、会場が埋まっていて結構焦りました。。。 例によって資料は別途公開予定なので、個人的な感想と考察を。 ===== 研究データの流通というときはメタデータの作成がまず初めに意識されるものの、実データの組織化が非常に重要、というのが最近の認識。所蔵・アクセス先が分かれば使い方も自動的に分かる紙やPDF

    6/18 図書館×メタデータ・組織化セッション - みなみの備忘録
    ivory_rene
    ivory_rene 2018/07/23
    "研究データの流通というときはメタデータの作成がまず初めに意識されるものの、実データの組織化が非常に重要、というのが最近の認識""能力と態度を示していない相手と協働することはなかなか難しい"
  • 6/18 ライセンス検討小委員会セッションメモ - みなみの備忘録

    6/18のライセンス検討セッション、何とか無事に終了しました。 セッション詳細 6月18日(月)|Japan Open Science Summit 2018(JOSS2018) ご登壇いただいた皆様、参加していただいた皆様に大変感謝します。 当日のスライドや概要報告は追ってJOSSのサイトで公開される予定なので、ここでは個人的なメモ(というか反省と考察)を。 ===== セッションの趣旨としては、「研究者が」研究データの共有、公開を進めるために必要なガイドラインの策定。検討のcriteriaとしては、以下の3つを立てて登壇者に検討してもらい、会場も交えてディスカッションを行う、というもの。 近隣分野の登壇者から出たcriteriaへの回答としては、ざっくりまとめると 1.データ公開の可能性 → (手法として)手順自体の標準化、公開状況(公開率)の共有、(アグリゲートサービスを前提とした)

    6/18 ライセンス検討小委員会セッションメモ - みなみの備忘録
  • 9/7 国際ワークショップ@東大社研(データライブラリアンシップ)に参加しました - みなみの備忘録

    東大社研で開催されたデータライブラリアンWSに参加しました。 公開セミナー/ワークショップ | Center for Social Research and Data Archives (CSRDA) 参加人数は30名前後、図書館関係者も結構いた様子。 はじめに、東大の前田先生から趣旨と背景の説明が簡単にあった。 iassistやDSAといった社会科学系のデータコミュニティの話と、最近の動向としてWDS-DSA trustworthy data repositoriesの紹介。「データを扱うようになって、理系と文系の垣根がなくなってきている」という指摘は面白かった。 さて、今回の講演者は米ミシガン大学のJungwon Yangさん。"Data Librarianship"という演題で、ご人は社会科学系サービス全般に関する責任者とのこと。 ミシガン大学の簡単な紹介に続いて、題のdata

    9/7 国際ワークショップ@東大社研(データライブラリアンシップ)に参加しました - みなみの備忘録
  • 5/18 日本学術会議フォーラム「危機に瀕する学術情報の現状とその将来」メモ - みなみの備忘録

    今日は日学術会議で開催されたフォーラムへ。図書館外でジャーナルの購読料問題を真正面から扱ったものはあまり見たことがなく、斬新でした。 ・日学術会議フォーラム「危機に瀕する学術情報の現状とその将来」 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/239-s-0518.pdf フォーラムの報告は「学術の動向」9月号に掲載されるということなので、個人的に面白かった点だけ。 ~~~~~ ・講演:「学術誌の安定的・持続的アクセスに向けて」 NIIの安達先生。学術雑誌の高騰の話から、去年のSPARC Japanセミナーで尾城さんが喋られていたflippingの話が中心に。「ビッグディールで行き詰った現状を打開するには、ゲームチェンジしかない」と熱く語っておられた。 国際学術情報流通基盤整備事業 │ イベント情報 │ H28 │ 2016年度第1回「オープンアクセスへの道」

    5/18 日本学術会議フォーラム「危機に瀕する学術情報の現状とその将来」メモ - みなみの備忘録
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