去年まではGame Developers Conference 2006(以下、GDC)ではドルビーとDTSが出展しサラウンド技術のデモンストレーションを行っていたのだが、今年はDTSが不参加。というのも、ゲームのサラウンドといえば、90%以上(国産タイトルだったら100%)がドルビー技術になってしまい、DTS Interactiveはほとんど使用されない技術となってしまったのが大きな理由であろう。とはいえ、ドルビープロロジックIIと違い、光デジタル端子からでないと音が出ないなど、手間取る規格ではあったことも要因といえる。 シアターではセミナーのほかにデモディスクの実演も行っていた。特に「メタルギアソリッド4(仮)」のデモは、アメリカ国内で大々的に展示されるのが今回が初めてということで、人だかりができた サウンドデザインツールを使ったサラウンドの実装手順を披露。また、ここではゲーム用ドルビ