まず、本作をプレイしてみると、画面の賑やかさとは反対にとても遊びやすいタイトルであることがわかった。 敵にぶつかってダメージを受けると自機を失ってしまうが、最初より強くなった自機が復活、指を離している間を無敵という珍しいシステムが搭載されており、音ゲーが苦手なプレイヤーでも必ず楽曲の最後までゲームを楽しめる。 敵を倒すたびにドロップする豚汁を回収していくのはジャックポットのような気持ちよさがあり、音楽ゲームに見られる物量や精密さといった点を排除した上で爽快感ある新鮮なプレイができた。 このようなシステムによって音楽ゲームが苦手なプレイヤーはもちろん、リザルト画面には各判定の数のほかにもスコアが記録されるため、プレイを突き詰めたいユーザーも本作を楽しめる。 会場では、小学生ほどの男の子が帰り際にもう一度プレイしにきており、本作のプレイの爽快感やプレイヤーの腕を問わずに訴求する楽しさが伺えた。