安倍総理大臣は訪問先のイスラエルで記者会見し、今回の事態について、「人命を楯に取って、脅迫することは許し難いテロ行為であり、強い憤りを覚える。直ちに解放するよう強く要求する」と述べたうえで、関係国とも連携して早期解放に向けて最大限努力していく考えを示しました。 この中で、安倍総理大臣は、イスラム過激派組織「イスラム国」のメンバーとみられる男が72時間以内に身代金を支払わなければ拘束している日本人2人を殺害すると英語で話す映像がインターネット上に公開されたことについて、「イスラム国による邦人の殺害予告に関する動画が配信された。人命を楯に取って脅迫することは許し難いテロ行為であり、強い憤りを覚える。2人の日本人に危害を加えないよう、直ちに解放するよう強く要求する」と述べました。 そのうえで、安倍総理大臣は、「政府全体として人命尊重の観点から対応に万全を期すよう指示した。今後も国際社会と連携して