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2016年4月23日のブックマーク (2件)

  • CEOが語る、商業ロケットの雄・欧州「アリアンスペース」の過去・現在・未来

    欧州のロケット運用会社アリアンスペースは4月19日、ステファン・イズラエル会長兼CEOが来日したのに合わせ、都内で記者会見を開いた。 アリアンスペースでは毎年、この時期にCEOが来日し、同社の現状や将来の展望について語る機会を設けている。今年はとくに、同社の東京事務所が設立されてから30周年、またこれまでに日で30件の商業打ち上げ契約を締結したという、30並びの偶然も相まって、同社にとっては意義深いものとなった。 会見では、同社のこれまでの歩み、とりわけ日での実績の紹介にはじまり、開発中の新型ロケット「アリアン6」と「ヴェガC」の概要、さらにその将来を見越した新型ロケット・エンジンの開発についても触れられた。 記念撮影に応じる会見の登壇者。ステファン・イズラエル会長兼CEO(中央)、ジャック・ブルトン取締役営業担当上級副社長(左)、高松聖司・東京事務所代表(右)。指の数で、背景にある「

    CEOが語る、商業ロケットの雄・欧州「アリアンスペース」の過去・現在・未来
  • イーロン・マスクとジェフ・ベゾスの再使用ロケット対決、勝つのはどちらか

    4月3日、ネット通販大手のAmazonの設立者として知られるジェフ・ベゾス氏の宇宙企業ブルー・オリジンが開発した「ニュー・シェパード」ロケットが、同じ機体を使って3回目となる打ち上げ、着陸に成功した。 ニュー・シェパードは垂直に着陸することができ、高度100kmの一般的に宇宙と呼ばれる空間まで飛ぶことができるロケットである。これまでに垂直離着陸式のロケットはいくつか開発されているが、高度100kmまで到達できる能力をもっていたり、あるいは着陸に成功したりといった例はなかった。また、宇宙空間まで行ける上に再使用が可能なロケットも、スペースシャトルなどいくつか例があるが、垂直着陸式ではなかった。垂直着陸式で、なおかつ宇宙まで行って帰ってくることができ、同じ機体で3回も繰り返し飛行できたのは、今回のニュー・シェパードが世界初である。 一方、電子決済サービスPayPalや電気自動車のテスラ・モータ

    イーロン・マスクとジェフ・ベゾスの再使用ロケット対決、勝つのはどちらか