マイケル・クラーク氏は英キングス・コレッジ・ロンドンの 防衛研究客員教授がBBCへの2022年5月9日に 寄稿記事であり、大変興味深い内容である。 納得できる点もあると思います。 ロシアでは毎年5月9日を、第2次世界大戦の対独戦勝を 記念する「戦勝記念日」として祝う。モスクワで予定される 毎年恒例の軍事パレードなど、各種の祝賀行事でロシア政府が 何を主張するにしても、現状はウクライナに対する勝利とは 程遠い状態にあると、イギリスの国防研究者、 マイケル・クラーク教授は指摘する(文中敬称略)。 もはやこの戦争に、ロシアが有意義な形で勝つことはできない。 プーチンが2008年以降、世界各地で実現した軍事的成功は どれも、小規模の精鋭部隊と雇い兵と地元の民兵集団、 そしてロシアの空軍力を組み合わせて実現したものだった。 ジョージア、ナゴルノ・カラバフ、シリア、リビア、マリ、 そして2014年にウ