メールアドレス フリーストールの農家から蹄病の治療依頼があった。 Picture1. 治療開始前の右後蹄 Picture2. 削蹄後の右後蹄 よくある蹄病である。さて、この病気の病名を何と記述していますか?それを明らかにするのが今回の記事の主題である。 この病気の病名は日本語では白帯病と白線病とが混在している。 一般的にはどちらの病名が使われているのだろうか?まずは文献で使われている数を調べてみた。Google Scholarを使って、牛というキーワードと共に検索してみると、思った以上に文献数にあまり差が出なかった。 白帯病=15件 白線病=8件 では、どちらの使用が勧められているのだろうか?日本獣医学会疾患名用語集を調べてみた。以下のみが掲載されていた。 2-06-140 はくたいびょう 白帯病 white zone disease では、海外ではどちらが使われているのかと興味がわいたの