テレビアニメの再編集ではなく、劇場オリジナル作品として制作された初のガンダム映画。アムロ・レイとシャア・アズナブルの最後の戦いを描く。サンライズアニメーション作品企画部が用いる共同ペンネーム「矢立肇」のクレジットは使用されていない。主題歌にはTM NETWORKが起用されている。 宇宙世紀0093年。先のグリプス戦役以降消息不明だった、元ジオン公国軍エース・パイロットで、ジオン共和国創始者ジオン・ズム・ダイクンの息子であるシャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)は、幾多の戦いを経ても旧態依然として地球から宇宙移民を統制し続ける地球連邦政府に対し、ネオ・ジオンを率いて反乱の狼煙を上げる。かつてのシャアの宿敵アムロ・レイやブライト・ノアらが所属する連邦軍の外郭部隊ロンド・ベルは各スペースコロニーの内偵を進めていたが、シャアに期待を寄せる宇宙移民たちのサボタージュを受け、新生ネオ・ジオン