最近の室内のドア*1は、巨大な木目調のシールで装飾されていることが多い。シールの下は安価な合板素材なのだけど、ドア全体をリアルな木目調のシールでラッピングすることで、まるで高級な木材を使った質感を感じさせる仕上がり。素晴らしい技術である! ところが、時は流れて5年、10年経過してくると、場合によってはシールの端がめくれ上がってくることがある。入居当初はシールということをまるで感じさせない本物の質感であったのだが、めくれ上がったシールを見てしまうと、フェイクであることを強烈に感じてしまう。 最初はドアの端の一部がほんの少しめくれ上がった程度であったが、一旦剥がれ始めたシールは、日常のちょっとした身体や荷物との接触によって、そこから加速度的に広がって、現在に至る。なんらかの対処をしなければ、めくれ上がった範囲はさらに広がり、状況は悪化することが懸念される。今の時点でどうにかしなければならない。