インターネットが普及したことで,自分の生活に起きた一番大きな変化は何だろうか。あらためて考えてみると,まず,メールが当たり前になったことが大きい。仕事はもちろんのこと,プライベートを含めて,いまや行動の多くがメールの存在を前提としたものになっている。 それに加えて,ここ数年,インターネットでモノを買うことがかなり増えた。特に,電動ハブラシのハブラシ部分や浄水器のフィルタのような消耗品の購入で重宝している。こうした消耗品は近所ではなかなか売っていないし,品ぞろえの充実した大型量販店でも,本体部分とは違って値引き対象にならないことが多い。ネットでの購入なら,パソコンの前に座って複数ショップの販売価格を比較し,もっとも安い商品を選択するだけで済む。 15歳から69歳までの23%がネットショッピングを体験 野村総合研究所(以下,NRI)は10月24日,「生活者1万人アンケート調査--大衆化するIT