「時間を守る」ということは、社会人としての常識の基本中の基本である。 しかし、Wikipediaの時計の歴史によると、ゼンマイが発明されて時計が携帯できるようになったのは、1500年頃だ。そんな時代に「時間を守れ」と言ったら、「そんなこと絶対不可能」と思っただろう。いや、まず「時計」なんてものを見たこともなくて、「時間を守れ」という倫理が何を意味しているか理解不能な人が大半だったはずだ。そして多少は意味が通じるようになっても、時計なんて高価なものを買えるのはごく一部の特殊な人であり、性格が良くて勤勉でも「時間を守らない」だけで人が失業するなんて時代が来るとはとても想像できなかっただろう。 「時間を守る」という概念が一般化したのは産業革命以降のことである。大勢の人が工場で生産活動をするようになってはじめて、そういうことが一般人に要請され、同時に、その気になれば時間を守ることができるようになっ
■[words] 自意識と文体 資本主義経済下における自意識の一つのあり方としてのオタクに対する徹底した嫌悪感、特に中原さんのが、爆笑もんだった。社会とのコミュニケーションが難しくなったとき、人は自意識をハンドリングすることが出来なくなる。簡単に言えば、閉塞的状況が人に脈略のないやっかいなプライドを抱えざるを得なくする。無駄に高いプライドと、非常に保守的な態度。という、ポストモダンの先鋭的な趣向性というイメージとは裏腹の、あなまりにも陰惨な消費者の姿があるだけだ。アニメ的表現への限りないフェティズムを乗り越えることが出来ない、要は、自分の趣向以外のものは受け入れられない保守的な人。が、「ニュータイプ」だなんてありえない。 赤坂真理の小説の主人公も、『嫌オタク流』同様、資本主義社会下における自分の自意識をどうやってつくりだすのか、ということに腐心していたと思う。オタクにおいて、それはディスコ
作品名 インフレの内容 ドラゴンボール 強さのインフレ エヴァンゲリオン 語りのインフレ いわゆる『ドラゴンボール』の「武闘会形式」とは、スカウターの数値的により強い敵が出現する、というRPGのような構造を指すだろう。次々に強い敵が出てくるので、常に読者の興味を惹きつけておくことができるが、同時にある種の表現の貧しさを感じさせる。 『エヴァンゲリオン』以降の「セカイ系」形式においては、敵が強くなる変わりに物語の興味が、実存的かつ抽象的なものに段々変形していき、最後には破綻してしまう。これを「語りのインフレ」と呼ぶ。そもそも敵が強いかどうかが、語り手の関心になくなっていく流れだ。 更に一般化すれば、「ルールインフレ」とでもいうべき現象が、セカイ系の作品群に見られる。具体的にはルールを上書き更新することで、例えば『ひぐらしのなく頃に』ではミステリのルールに上書きしたためにプレイヤーの間で議論が
2006年09月03日17:45 カテゴリOpen Source サルが「オリジナル」を超えるとき 以下の主張には、以下の反論が考えられる。 404 Blog Not Found:サルでも生産性が上がるオープンソース 今まで上手く行ったオープンソースプロジェクトを見ると、一つの点に気がつく。 オリジナリティの欠如、だ。 成功したオープンソースプロジェクトには、すでに「オリジナル」を凌駕したものも少なくないではないか、と。 これは事実その通りで、LAMPにしてからが、今やLinuxより多くのドライバーを持つ商用Unixは存在しないに等しいし(OS Xとどちらが多いだろう?「正式サポート」となれば後者だが)、Apacheはもはやこれこそがデファクトスタンダードだし、MySQLは微妙なところだけれども、インストールベースではおそらくすでに世界一だろうし、最後のP、Perl/Python/PHP/
デジタル逆さめがねを作ってみた。 逆さめがねというのはガラスやアクリルのピースを組み合わせて、世界が逆転して見えるようにする眼鏡である。 上が下、下が上に見えるようにしたり、左右を逆転させたりする。 一週間も掛け続けていると、逆さの状態が正常に感じられるようになり、眼鏡を外した時に世界が反転しているように感じられるらしい。 今回作ろうとしたのは、これのデジタル版である。 光学的な逆さめがねは軽く作るのが大変なのだが、デジタル版であれば頭に付ける部分を軽くできるのではないかと考えた。 現時点で最小クラスのノートPCである Sony Vaio type U。ポケットPC並みのサイズでありながら、Windows XPがそのまま入っている。 Logicool のウェブカメラ。解像度は130万画素。とても軽い。 さらに、Daeyang の i-Visor FX601というヘッドマウントディスプレイ。
MIYADAI.com Blog (Archive) > 最近「富田メモ」問題について対談した際の、宮台発言ピックアップです « 「感情のポリティクス」が横行する背景に、「セカイ系」の人々が量産される現実があることを書きました | [videonews.com] 丸激トーク・オン・ディマンド更新しました(まとめて告知) » 最近「富田メモ」問題について対談した際の、宮台発言ピックアップです。 これに先日アップした「A級戦犯合祀問題」に特化したコメントを合わせれば、僕の靖国問題についての立場の全体像になります。 ──────────────────────── ■[富田メモ公表について]僕にはモダニスト的な公的見解と、リアリスト的な準公的見解があるよ。モダニスト的には天皇主義と結合したナショナリズムはあり得ないが、リアリスト的には北一輝の言う「土偶を崇める」民度の日本では「仕方ない」。つまり
web「Plagger を入れれば、mixi や Bloglines から Gmail に転送できる!」「Plagger を入れれば、Google でピザが頼める!」や「Plagger を入れれば、何でもできる!」と思っている人もいるだろう。suVeneのあれ: Plaggerとは何ぞやこういうのって、なんか違うよなあ、と思ったりする。「入り口」的面白さとしては良いのかもしれないし「Plagger を入れれば、mixi や Bloglines から Gmail に転送できる!」はotsuneさんがTech総研のインタビューに答えているくらいなので便利なんだろうとも思う。個人的に言えばPlaggerは「インストールが何だか面倒い」みたいに感じるし、そんな面倒い事をしてまでピザを注文しようとも思わない。自分とotsuneさんとは情報を処理する量が恐らく違うのだろうけれど、mixiはともかくとし
2006年09月02日21:45 カテゴリOpen Source 1998年じゃ遅すぎる 私も参加してました。 ユメのチカラ: 梅田望夫氏との対談イベント:「シリコンバレーのビジネス風土」と「オープンソースの思想」 やりました、対談イベント。オープンソースの話が多すぎた。 My Life Between Silicon Valley and Japan - 昨夜の対談イベントの音声、YouTube映像ちなみに、ときどき会場から突っ込んでいる人はDan Kogaiさんです 多すぎたといっても、とても充分話されたとは言えないので、その「語られていない」部分をネタにしようと思う。 まず、実際に今も現役の「オープンソース・プログラマー」として、一番違和感があったのは「1998年」。吉岡さんはこの年が「オープンソース元年」とおっしゃるのだけど、あくまでそれは"Open Source"という言葉が登場
これはツボった。いや、ハマった。 IEではForm内にあるテキストエリアやテキストフィールド内でESCキーを2度押す事で、Formのリセットを発行するらしい。 すなわち、それまで入力していた項目が空になる(もしくは初期値に戻る)こととなる。しかも<input type="reset" />をフォーム内になくてもリセットが発行される。 以下に簡単なサンプルを置いてみたので、インプットフィールドに値を入力したり、セレクトボックスを変更後、フォーム内のフィールドでESCキーを2度入力し動作を確認してください。 # ESCを1度だけならフィールド単位でのクリア(リセット) てか、form.resetなんてつかわねーから分からないって…
2006年09月01日02:20 カテゴリEcosystem 亡国系 私自身も「理系」に分類されるようだけど、だからこそ理系の危険も指摘しておかずにはいられない。 レジデント初期研修用資料: 文系亡国 何もかも文系が悪い。 技術系はみんな頑張ってる。文系は余計な足を引っ張って、 全てを台無しにする。 アンカテ(Uncategorizable Blog) - 理系的ラッダイト運動このラッダイト運動は、理系から文系へのルサンチマンのような気がする。つまり 全ての巨大技術は文系が牛耳っている! だから巨大技術が科学的であるはずがない! 科学的でないものが信じられるものか! まず、「文系」「理系」といういい方。これ自身、「文系的」、というより「非理系的」な二分法だ。もし法律家が文系なら、同じくcodeを生業とするプログラマーもまた文系のはずだし、公理から定理を導く数学者が理系なら、構想から世界を構
いま、話題になりつつある「ドロップ・シッピング」。話題先行とか複雑で難しいとか言われている「ドロップ・シッピング」について、参入業者のサービス内容を整理して、表にしました。 お願い:掲載企業様からの訂正依頼や、追加掲載依頼を受け付けます。⇒お問い合わせ方法 更新:2006年12月19日 謝辞:この表を作成したのはインターンの小石君です。公開に当たってはデザイナーの伊橋さんが手直ししてくれました。 ※注意点:「EC系サービスの比較表」と「アフィリエイト系サービスの比較表」については、「ドロップ・シッピング系サービスの比較表」と比較するための参考掲出です。 後日、詳細に説明しますが、「ドロップ・シッピング」という言葉の概念はとても広く、なお拡大中です。「黎明期」「過渡期」にありがちな現象です。プチバブル状態で、はっきり言って関係ないようなものまで「ドロップ・シッピング」のラベルが貼られている状
2006年08月31日18:40 カテゴリMoney 日本の役員 vs Directors in the U.S. えらい誤解である。 雑種路線でいこう - Appleは「あちら側」とどう繋がるのか Google CEOのEric Schmidt氏がAppleの取締役会に入った.別にGoogleがAppleを買った訳でも2社の提携が決まった訳でもないので,先走った分析をすることに躊躇いはある.とはいえ想像力を擽る組み合わせではある.ひとつ推察できることはAppleがGoogleの力を必要としており,Googleにとっても悪い話ではなかったということだろう. 日本においては、ある会社の役員が別の会社の役員となることによって関係強化がはかられるということがよくあるが、合州国においては、利害相反の火種となりうる役員派遣はむしろ避けるべき事柄である。 役員は、CEO、そして時にはCOOを除いて、な
2006年08月31日12:45 カテゴリLLの夏 LLR2006 - Language Update - Perl 今回のLL Ring 2006に私の肉体は欠席していたのですが、魂は出席していたようです。 トラックバックをお寄せください ? Lightweight Language Ring みなさまのご協力のおかげで,無事にLL Ringを開催できました.ありがとうございます. TAKESAKO @ Yet another Cybozu Labs: LL Ring で代理発表(Perl/Plagger)例年のLLイベントで毎年参加されているお馴染みの小飼弾さんが今年は参加されないとのことで、午前中の Language Update(写真付き紹介) のセッションでは、 Danさんの代理(Perl代表)として出場させていただきました。以下、その様子です。「本当の出席者」である竹迫さんの許
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