ハーバード大学とウェズリアン大学が行った研究によると、音楽を聴いている時に背筋が寒くなったり、鳥肌が立ったりしやすい人たちは、神経線維によって聴覚皮質と、身体感覚をコントロールする脳域や感情をコントロールする領域とが、より深く結びついているということが判明しました。 さらに面白いことに、メロディを予測したり、心象風景を描く人のほうが、さらに強くこの感覚を覚えるのだそうです。 出典:StockSnap.io そもそも生物の生存競争にあまり関係もなさそうな音楽を聴き分けられる能力を、どうして人間が持っているのかも詳しくはわかっていない現状ですが、テクノロジーの進化によって、今後音楽の謎が解明されていくことを考えると、とても楽しみですね。 引用元:Mixmag トップ画像出典:StockSnap.io
Thank you for visiting nature.com. You are using a browser version with limited support for CSS. To obtain the best experience, we recommend you use a more up to date browser (or turn off compatibility mode in Internet Explorer). In the meantime, to ensure continued support, we are displaying the site without styles and JavaScript.
1993年、横浜生まれ。横浜市立大学卒業。5歳から高校卒業までを秋田県で過ごし、大学入学と同時に横浜へカムバック。基本的に乱読派のため、好きなジャンルを絞りきれず困っている。 週末はこれを読め! from HONZ 読むに値する「おすすめ本」を紹介するサイト「HONZ」から、週末読書にオススメのノンフィクション本のレビューをお届けします。HONZが対象とするのは小説を除くすべての本です。サイエンス、歴史、社会、経済、医学、教育、美術、ビジネスなどあらゆる分野の著作が対象です。 バックナンバー一覧 ボウリングを999ゲームこなして得られた研究結果とは 何やらそそられるタイトルだ。とらえどころのない「こつ」と「スランプ」の正体に、いかにして迫っていくのか。そもそも、それらは研究できるものなのか。期待と不安が入り混じるまま読み進めた先に待っていたのは、思わぬアプローチと意外な着地点だった。 実は
By Christian Weidinger 「音楽を聴く」という行為を物理的に見ると、空気の振動が鼓膜を震わせることで生じた電気信号を脳が感知して音を感じる、ということになりますが、なぜ人間は音を「音楽」として認知し、さらには心地の良いものであると感じるのかは脳科学が発達した現代でもあまりよくわかっていませんでした。そんな脳の秘密が、徐々に明らかになってきています。 New Ways Into the Brain’s ‘Music Room’ - The New York Times http://www.nytimes.com/2016/02/09/science/new-ways-into-the-brains-music-room.html 人間の脳には聴覚野と呼ばれる領域があり、耳の神経からの信号を受け取って「音」として知覚する仕組みが備わっています。しかし、手を叩いたり物が地面
Inc.:人間の認知バイアスを列挙したリストを見ると、その長さに驚きます。「利用可能性ヒューリスティック」から、「ツァイガルニク効果」まで、このリストに並んだものをざっと見ただけで、「私たち人間には論理的な決断は下せない」とか「合理的な計画など立てられるはずがない」と絶望してしまうでしょう。 でも、案ずることはありません。私たちの脳は得体の知れないマシンかもしれませんが、その特性を知ることで、こうしたバイアスの多くを、良いほうにも悪いほうにも利用できるのです。もしかしたら、公共政策の領域でバイアスを活用した有名な事例を読んだことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。たとえば、臓器提供に関してオプトイン型ではなくオプトアウト型を採用した例があります(臓器提供をはっきり拒否した場合のみ摘出を断念するのが「オプトアウト型」、提供をはっきりと認めた場合のみ摘出するのが「オプトイン型」。日本は
基本の色彩語: 普遍性と進化について (叢書・ウニベルシタス) 作者: ブレントバーリン,ポールケイ,Overton Brent Berlin,Paul Kay,日高杏子 出版社/メーカー: 法政大学出版局 発売日: 2016/05/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 色彩学の世界で、長く引用され続けてきた、バーリンとケイの『基本の色彩語-普遍性と進化について』がついに翻訳された。訳者は、色彩学者で、今日まで使用されている、マンセル表色系を開発した、アルバート・H・マンセルの『色彩の表記』を翻訳した日髙杏子さんで、内容の信頼性も高い。 20世紀の言語学、人類学に関する名著は多数あると思うが、今日においてまで研究の対象になり続けている実証的な著作はそれほど多くはないだろう。そして、今日ではそれが人間の知覚と脳とどのような因果関係があるのかを実証する新たなステージ
解説 というわけで悪口の話。いかがでしたでしょうか。 まとめますと ● 悪口を言う人のことを気にする必要はない。 ● なぜなら悪口を言うことによって下がるのは「本人の評判のみ」だから。 ● それを気にする時間があったら、新たに「喜び」を与えるよう行動しよう。 ● また「楽しい話」をした方がモテる! となります。 もちろん常に通用する考えではないかもしれませんが、心にとどめておいていただければ幸いです。 実際、当院にも、 「SNSで悪口を言われて落ち込んでしまった」 「LINEで自分のことを悪く言われて気分が落ちてしまう」 という悩みで受診される方が多くいます。 この悩み、言うまでもなく、ここまでネットが発達するまでは「なかった」悩みです。 せいぜいあっても「同僚や家族から、悪く言われて落ち込む」という内容でした。 すなわち、ネットを通じて、より多くの人と接することによって出てきた、現代病と
by Stephen Poff 本などの文章を読む際に、声に出さずに黙読していても頭の中で文章を読み上げる「声」が聞こえる、という人が8割以上を占めていることが調査から明らかになりました。「読書中の内なる声」については、これまでほとんど研究が行われていない分野であり、幻聴障害の研究にも役立つのではないかと見られています。 Inner reading voices: An overlooked form of inner speech - Psychosis - Volume 8, Issue 1 http://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/17522439.2015.1028972 You hear a voice in your head when you’re reading, right? – Research Digest https:/
マジックナンバー7という有名すぎる誤解 多くの人が持っている誤解は、マジックナンバー 7±2という奴である。アメリカの認知心理学者ジョージ・ミラーが1956年に提唱したもので、人間が短期的に大体7個くらいは記憶できる、というものである。この話はかなり多くの人が知っている*1が、これは2001年にネルソン・コウワンによって、否定された。今は4±1が定説となっている Cambridge Journals Online - Behavioral and Brain Sciences - Abstract - The magical number 4 in short-term memory: A reconsideration of mental storage capacity ミラーは短期記憶として人々は7チャンク憶えられる、と結論づけたがそれは荒い予測で、実際の容量を過大評価している。なの
言語系統図に限らないが,いわゆる系統図では,過去のものが上方に描かれ,そこから現在に向かって枝が下へ降りてくるのが通例である.写本の系統図 (stemma),文法の構造木,生物の系統図,家系図など,いずれもこの方向だ.別名,樹形図とも呼ばれ,木になぞらえられるわりには,それは逆茂木なのである.多くの人はそれに見慣れているが,よく考えてみるとなぜそうなのかという疑問が生じる.試みに「#1339. インドヨーロッパ語族の系統図(上下反転版)」 ([2012-12-26-1]) で通常の印欧語族の系統図を上下反転させたものを提示してみたが,見慣れないと変な感じがする. 認知言語学でいわれる概念メタファー (conceptual metaphor) によれば,通言語的によく観察される認知パターンの1つに "EARLIER IS UP" がある.日本語で「過去にさかのぼる」「時代をくだる」というよう
もともと譜面は、BPMに比例しためちゃくちゃ遅いスピードで流れ落ちてくるようになっています。これでは遅すぎて見難いのでこの速度に1~10くらいの数字をかけて速くして逆に見やすくする、というのがハイスピード(HS)というオプションです。ちなみにBPMに1未満の数値をかけるロースピードも実在します(ネタプレイ以外での用途は不明)。このロースピードを含めた、譜面が落ちてくる速度をいじるオプション全体のことを広義のハイスピードとします。 注意すべきは、ハイスピードとは曲自体が流れる速さを変えているのではなく、ノーツが降ってくる速度のみを調整している、という点です。どういうことかというと、HSを高くしてノーツが降ってくる速さが速くなった分、ノーツ同士の視覚的距離が開くことによって曲の速さが一定に保たれている、ということが起こります。HSをいくらいじってもBPM120の1小節は2秒ピッタリであり、これ
宇樹義子(Soraki Yoshiko)🐾 @decinormal1 RT)音声言語で考える人もやっぱりいるのか!私いっさいない!私の頭のなかにはいつも言葉や概念のようなものがテキストで山ほど浮遊してる。それを論理の網がシナプスのように繋いでる。どこかをちょいちょいと引っ張ると、ズルズル~っと芋づる式に関連の言葉や概念が出てくる。 宇樹義子(Soraki Yoshiko)🐾 @decinormal1 私の頭の中には音がない。テキストが浮かんでる以外は暗闇。空間や存在の永遠の「うなり」のようなものは聞こえる気がする。概念がハイライトされたとき(蛍みたいな緑がかった色)に効果音が聞こえる気はするけど定かじゃないな。「デザインあ」の文字がどんどん動いてくやつとか大好き。馴染む。
泉信行 @izumino 1.アニメのケイオスドラゴンの作劇の話になって、自分は断片的にしか見ていないからなんとも言えないけども、TRPGやアナログゲームのプレイ体験から「ゲーマーにとって自分で悲劇を管理できることは非常に楽しい」という説を話した。特に勝ち負けを求めない(とされる)TRPGの場合、 泉信行 @izumino 2.率先して迷惑なことをしたり死にに行くような行動を取ることでも楽しめるという性質がある。極端に言えば「死にフラグを立てる」のも楽しい遊び方に挙げられる。管理された悲劇は現実には辛くないので楽しめるわけだが、人間は「悲劇を演じること」が本能的に好きなのだ、というのがぼくの考え方。
10月1日にスタートした、アニメ「ルパン三世」新シリーズのオープニングが「片目で見ると立体的に見える」と話題になっています。そんなバカな……と思った人は、だまされたと思ってぜひ試してみてください。 シネマトゥデイによる動画。ぜひフルスクリーンにして、片目で見てみてください! うおおおお、ホントに立体的に見える! 奥から手前へ、手前から奥へと縦横無尽に動きまわるルパン一味が、片目で見るとハッキリ立体的に感じることができます(フルスクリーンで見るとより立体的に)。特に圧巻なのが、次元が奥からこちらへ向かって銃弾を発射するシーン。2Dの映像なのに、ホントに弾丸が手前へ飛び出してくるような迫力があります。どうなってるのこれ……? 実はこれ、ネットでは以前から「片目3D」と呼ばれているもの。奥行きのある映像を片目で見ると、脳が立体感を補おうとするため、平面なのに立体的に見えてしまうのだそう(逆に両目
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く