英国の大手「英英辞典」であるコリンズとオックスフォードがそれぞれ、「今年の単語」を発表した。そこから、2018年がどんな1年だったかを振り返ってみよう。 ◆プラスチック汚染の話題を反映 英国の「英英辞典」のコリンズはこのほど、「今年の単語」として候補に上がっていた10の単語と、最終的に2018年の単語に決まった1つを発表した。今年の単語には「Single-use」が決定したという。「Single-use」とは、「1度しか使えない」つまり「使い捨て」という意味の言葉で、最近ではプラスチック製品によく使われる。例えば、スーパーマーケットのプラスチック製買い物袋(日本ではビニール袋と呼ばれているもの)やストロー、飲み物を入れるペットボトルなどだ。 プラスチックによる環境汚染は長年叫ばれてきたが、今年は欧米の大手スーパーマーケット・チェーンが使い捨ての買い物袋を有料化したり、大手コーヒー・チェーン