はい。難しい‥‥いつもそう思ってます。 だから、次のステップの準備ではなく、 どちらかといえば 落ちる準備をしてるんですよ。
はい。難しい‥‥いつもそう思ってます。 だから、次のステップの準備ではなく、 どちらかといえば 落ちる準備をしてるんですよ。
売れてるときって、収録中に その場を仕切ってもいいという権利が きっと、あるでしょう? だけど、そうでもないときには、 ここはオレが仕切っちゃいけないんだ、 ということになりますよね。
こんなにも任せられてる タレントさんは、 大物以外、いないですよ。 だって、講義みたいなコーナーで 台本渡されずに 放っておかれるわけでしょ? 有吉さんは新しいジャンルを つくったと思います、ホントに。
有吉さんが番組で ふたたび自分が売れはじめたことを 分析していた場面を観たんですが、 そのとき、有吉さんは 「バカな人たちが気づきだしたんですよ」って 言ったんです。 それを観て、ぼくは、 この人はすごいとこに来ちゃったな、 と思いました。 つまり、どこかでまず 有吉さんのおもしろさに気づく人たちがいて、 そのあとに気づくぼんやりした人たちがいて‥‥ という状況になった。 そのことに、自分で気づかれたんです。 そのときには、もう 有吉さんは、戻れなくなっちゃったんですよ。
はい。 「おまえらに会えてうれしい」 「おまえらと飲めて幸せだ」 って、泣いてました。 すごいなと思うんです。
フリーターとフリー? ああ、なるほど‥‥、 ええっと、フリーは個人事業主で フリーターは雇われてる、 ということかな。
ところで、浜野さん 「バイトをやめたきっかけを 教えてください(みさんこ)」 というメールが来ているんですが、 バイト、されてたんですか。
いま、さまざまな企業が 「社会貢献」「業界ナンバーワン」などの 経営理念をかかげています。 グレート・フリーのみなさんの経営理念は? (ジファンク)
‥‥すみません。 うーん、そうですね(笑)、 やっぱり「怒らないこと」かな。 個人で組織を相手にしていると、 怒ってしまうようなことが多いんです。 でも、「怒る」ということは、 そことのつながりを 自分から断っちゃうということだから、よくない。 仕事の品質にも影響しそうなので、 なるべく怒らないようにしています。
原丈人さんの本を探すと、 『21世紀の国富論』(平凡社)という本が見つかります。 その本の帯には 「シリコンバレーで 数々の企業を成功させてきた 実業家が語る日本の未来」 と記されています。 アメリカで大きな成功をおさめた日本人らしい。 そして、いくつもの企業を育てるための後押しをする人? 正直言って、ぼくには縁遠い人だと思っていました。 しかし、本を読むとおもしろい。 ひとつは底を流れる「怒り」があること。 「怒り」を売り物にする人はいっぱいいるけれど、 この人の「怒り」は、静かで本気だと思えたのです。 もうひとつは、「希望」を軸にして行動していること。 解決策が必ずあるものだと信じきって動いている。 これが、とても気持ちよかったのです。 アメリカで成功した人のなかには、 こんな人もいるんだ‥‥と、興味はあったのです。 でも、その人と突然会うことになるとは、 思ってもいませんでした。 で
人間には、どうしても、 その人自身では責任の持てないことがある。 ‥‥すっと、「そうだろうな」と思うかもしれません。 でも、ほんとうに、そういうことがあるわけです。 しかも、誰にでも、共通にあるわけです。 それが、「どこの家に、どういう境遇に生まれたか」 ということだというんですよね。 どうやったって、その人のせいじゃないところから、 誰もが出発しなきゃならないんですね。 このことの恐ろしさと、しょうがなさ、 そして、そのこととどうつきあっていくか。 ものすごく大きなテーマを、 やさしいことばで語ってくれています。 ものすごく大きなテーマで、 それは、疑いようのない事実で、 みんながしょっちゅう忘れるようなことです。 読んだあなたも、 ひょっとすると、泣いちゃうかもしれませんよ。
年をとった人が、その自分の 年をとったこと、そのものを考えるというのは、 そうとうにむつかしいことだと思うのです。 自分自身が、これまでとちがう。 自分と社会との関係に、新しいずれを感じる。 そういうことを、見逃さずにできてないと、 自分の自然な変化には気づけませんよね。 吉本さんの話に、よく驚くのは、 自分の変化についても、 ほんとうに正確にとらえようとしていることです。 しかも、まだわかってないことについては、 「わかる」とは言わない。 そしてさらに、なにかしらの仮説を目の前に置いて、 それについて語りはじめる。 今回は、テーマそのものについて読むのと別に、 吉本さんの、いつもの「考える姿勢」について 味わうのもいいですよね。
どうも、吉本さんとの話のなかに、 じぶんのことが例にでてきたりすると、 「そうかなぁ」と考え考え聞いていることになるので、 ちょっと勝手がちがっちゃうんです。 この日もね、 なんとなく「食えなくてもいいんだ」 みたいな考え方について、 「そりゃ、いいかもしんないけど、続かないじゃない」 とか、「他の人がその分だけ迷惑してるよ」 というような気持ちがあったものですから、 そんなふうな話をしていたんです。 そしたら、「本気」というテーマに、 内容が変化していったんですよね。 ほんとうに思っているのか、どうか、 という話ですね。 そこで登場した小林秀雄と石原慎太郎の対話の例は、 なんともすごみがあったなぁ。 そして、そのあとの、 ぼくが薄ぼんやりと話したことについては、 吉本さんにしても、 まさに、まだ考え中のことなのではないでしょうか。
「別な意味で革命です」という言い方が、 ここに出てきます。 「革命」というものを、どう正しく定義するのか。 そんなこと、ぼくは知ったことじゃないのですが、 いったん「政治」の道に乗せてからなんでも解決する、 ということは、へんだよなぁと思っていたのです。 今回は、吉本さん、じぶんの不自由なからだのことから、 医療についての話になり、 とても根源的なことを語りだしてくれました。 「人間って何なんだ」ということが、 考えられてないことは、だめなんじゃないか。 そういう話になるんだと思いました。 建築でも、文学でも、医療でも、教育でも、 あらゆることの根元に、この問いかけに対する、 じぶんなりの考えが必要なんですよね。 それはもう、「革命」についても、 まったくそうなんで‥‥。
不景気の話題には、自然に注目してしまいます。 夕暮れの暗さを感じているときに、 これから訪れる暗闇はどれほど深いのか、 知っておこうと思う気持ちがあるのだと思います。 でも、その闇の深さについては、 どうしても、人間ってね、 怖いもの見たさの気持ちもあるので、 過剰に暗いと想像してしまうこともあります。 もちろん、なめてはいけないし、 迫り来る暗さの「恐怖」に足をすくませてはいけない。 吉本さんだったら、ここらへんのことを、 芯でとらえた解説をしてくれるんじゃないかな。 そういうことを話した記事とか、もうあるのかな。 そう思って訊いてみたのでした。 ‥‥そしたら、訊いてよかったです。 不況の暗闇というのが、 何も見えない闇なのか、そうでないのか、 そこのところを、落ち着いて考えなきゃ。 それがわかったら、わけのわからない恐怖は、 なくなるんですよね。
糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 あらかじめなるほどを禁じられた場面。 2009-03-16 総理大臣の麻生さんと、 野党を代表する小沢さんが、 白熱する討論をくりひろげたら、 それを中継するテレビ局は、 「うまくいった。いい番組ができた」 というのかもしれない。 つかみ合い寸前のヒートアップなんかあった日には、 番組制作者一同が、麻生さん小沢さんに 感謝状を贈りたくなるくらいうれしがるかもしれない。 対立するふたりが、 たがいに、相手のいちばん痛いところを突きあって、 たがいの弱点があらわになっていくと場面などあったら、 プロデューサーは「内容のある番組になった」と、 大喜びするかもしれない。 対立。 白熱。 戦略。 打撃、防御。 矛盾。 勝敗。 そういうものをドラマだとい
これも『不機嫌なジーン』というドラマの 資料として買った本なんです。 動物行動学の研究者が主役で テントウムシの研究をしているという設定だったんです。 私はぜんぜんそういうことに詳しくないので、 いちばんシンプルでわかりやすいものを探して これを買ったんです。 資料として買ったんですが、 その後も愛読書になっちゃって(笑)。 気がつくと読んでるんですよ。 写真だけを「見る」のではなくて、読むんです。 解説をみっちりと読むのがたのしくて。 とくに好きなのは昆虫のページですね。 まずテントウムシには すごく詳しくなったと思います(笑)。 あとはカマキリ。 かっこいいですよね、カマキリ。 すごいウエストがくびれててね、足が長くて。 チョウチョのページもいいですねー。 次に好きなのは恐竜のページかな。 そこもすごく読みました。 逆にあんまり読まないのが魚のページ。 将来、釣りが好きになったときのた
糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 ばかにしないということ。 2009-03-09 3月6日の『今日のダーリン』に、 「人をばかにしちゃいけない」ということについて書いた。 それまで、ずっと考えていたことが、 あ、こういうふうになら書けるかもしれないと思って、 とにかく書いてみた。 『今日のダーリン』は、その日かぎりの掲載で、 アーカイブを残さないことにしているのだけれど、 まず、ここに貼り付けておく。 ・「人をばかにしちゃいけない」というのは、 よく言われることで、これはもう、 まったくもってその通りなのです。 人をばかにしていいか悪いか、という 倫理の問題だけではなく、 人をばかにしてトクかソンかという 損得の問題だけでもなく、 人をばかにして気持ちがいいかどうか、という
ぼくは「下ネタを否定してはならない」と つねづね、思っているんですが、 「それ、NGだよな‥‥」って下ネタも ほっといたら、出てしまうじゃないですか。
つまり、主人公が 「プロ用の1800万円もするチェロ」を手放したのって、 一人前のおとなの女性との関わりを きっぱり放棄したことの隠喩だと思うんですよ。
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