「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」(ともに集英社)などの作品で世界的に有名漫画家、鳥山明氏。「Dr.スランプ」は43年前、「ドラゴンボール」は39年前に連載開始された作品だが、今でも世代を問わず大人気だ。 そんな鳥山明氏だが、実は過去に動物園のレリーフをデザインしたことがある。そのレリーフがあるのは、動物の飼育種類数で日本一を誇る、愛知県名古屋市の「東山動植物園」。来場者から人気のコアラの飼育舎には、かわいらしいコアラの絵が目を惹くレリーフが設置されており、鳥山明氏はこのデザインを担当しているのだ。今回は、このコアラ舎のレリーフが作られた経緯や、「東山動植物園」とコアラの歴史について調べてみた! 1984年11月20日にオープンした、コアラ舎。当時からコアラを見ようと多くの人が押し寄せ、列を成しているPhoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA レリーフが