岡山県警は4日、清涼菓子「ピンキー」に肥料とみられる異物が混入された疑いがあるとして、販売元のフレンテ・インターナショナル(東京都板橋区)から通報を受けたことを明らかにした。 同社によると、異物が見つかったのは「新ピンキーグレープミント」と「新ピンキーピーチミント」。10月21〜30日に、岡山県の消費者4人から「白い粒が入っていた」との苦情があり、今月3日に岡山県警に通報。さらに4日には兵庫県の消費者からも同様の声が寄せられた。 異物からは塩化ナトリウムとリン酸カルシウムが検出され、市販されている草花の肥料に似ているという。食品添加物にも使われる成分で、同社は人体に影響はないと説明している。商品は7月23日〜8月7日に神奈川県綾瀬市の工場で製造、全国に出荷された。同社は商品の回収を検討している。