洞爺湖サミット 3つの課題を日本はどこまで仕切れるか? 7月7日から「北海道洞爺湖サミット」が開催される。 今回のサミットのテーマは、かねてから二酸化炭素(CO2)の削減、つまり地球環境問題だといわれていた。 ところが、結論から言えば、地球環境問題よりも大きなテーマが出てきて、そちらが主となる可能性が高くなってきている。 それは、物価高騰問題だ。 CO2削減も、物価高騰もどちらも非常に難しいテーマだといわれている。つまり、両方の問題に、出席者たちの意見が一致しないことが予測される。 指揮を執る福田首相は非常に難しい立場に置かれるだろう。