チャレンジ準決4Rは山田諒（19＝岐阜）が3番手まくりを決めて、2班特昇に王手をかけた。 ただ、内容に関しては不満が隠せない。「勝ちにこだわってレースが小さくなってしまった。勝ち上がりだけなら思い切って先行してるはず。自分自身が許せない」と自分を責めた。 それでも決勝は優勝と特昇がかかる。「あと1つ。集中して勝って決めたい」と気合を入れ直した。

チャレンジ準決3Rは菱沼元樹をマークしていた今井聡（31＝東京）が、最後は自力にチェンジして前団をまくり切った。 ただ、表情は複雑。「菱沼君の動きをもう少し待っていた方が良かったのか迷った。でも、前が全員自力の単騎だったので、行くしかなかったのかも」と振り返った。 決勝は気持ちを切り替え、V狙いに徹する。

ガールズ予1・2Rは、最終ホームで篠崎新純（失格）、浦部郁里、三宅愛梨の3人が落車するアクシデントとなった。 そんな中、逃げる大久保花梨を猛追した山本知佳（27＝和歌山）が勝利をつかんだ。「前とは離れていたけど何とか追いつけて、そして、かわせて本当に良かった」と控えめに喜びを表現した。落車で重傷を負って1年あまり。「まだ絶好調とまでは言えないけれど、状態は確実に戻ってきています。これからもよろしくお願いします」。110期でNO・7の実力者。目が離せない存在となりそうだ。

ガールズ予1・1Rで野本怜菜（20＝埼玉）が、当地初登場を白星で飾った。 「出足がちょっと重く感じたけど、まずは勝てて良かったです」。ホームから一気に仕掛け、後位に切り替えてきた中村由香里とのゴール前力勝負となったが、わずかに抑えて押し切った。「乗り方を後ろ乗りから前乗りに変えてみたけど、手応えは悪くなかった。明日（22日）もこのセッティングで頑張ります」。前回武雄では決勝進出を逃して悔しい思いをした。納得の再スタートに、最後まで笑顔だった。

高浜芳久（45＝広島）が逃げ、今年3回目の優勝を飾った。 3枠の西川新太郎がトップスタートで攻めてきたが、1Mをしっかり先に回って押し切った。「湿気で感じは悪かった。何とか優勝できて良かった。今年の最初は調子が悪かったけど、夏場くらいから回復した」と話した。2着に谷村一哉、3着に土山卓也が入った。

伏兵の五十嵐一聡（34＝山口）が2、1着と好発進した。前半3Rは大外6コースから単騎ガマシを敢行。横田貴満の差しに屈したが2着に踏ん張った。後半8Rは5コースから一気に絞り込み、前団をのみ込んでみせた。 「伸びは間違いなく上位。冷えた後半の方が良かったですね」とニヤリ。前節優出した森作雄大が節一級だった27号機の後押しもあり、目が離せない存在となってきた。

田頭実（51＝福岡）が桐生連続優勝へ絶好のチャンスを得た。序盤から手応えのあった行き足に磨きをかけて、スタート勘はバッチリつかんでいる。「4日目はすごく乗りづらかった。でも足はトップ級だし、合えば大丈夫。回転の調整だけ」と話し、明確なプランもある。業界表彰の最多勝タイトルも見えてきた。優勝戦は準優同様にインから押し切り、今年7回目の優勝を目指す。

寺本昇平（42＝群馬）が52号機本来のパワーを見せつけた。 前半3Rのイン逃げは順当として、後半8Rは4コースから俊敏に差して連勝に成功。「ペラを少しやった程度だけど、上向いてました。伸びがいいし、複勝率（53・8％）の感じがあった」と手応えも十分。 準優10Rは3号艇。積極的な仕掛けで52号機を3場所連続優出に導く。

守田俊介（42＝滋賀）は2着発進でも表情がさえなかった。 トライアル2nd1回戦11R、3コースからツケマイを放ち、イン先マイの峰竜太を脅かした。しかし、乗り心地の悪さは改善されていなかった。「自分が思っていたよりはレースができたけど、不安が払拭（ふっしょく）されたわけではない。（調整の）引き出しがないので、どうすればいいのか…」。2回戦以降を見据え、頭を抱えていた。

伊藤稔真が2場所連続完全Vに王手をかけた。 先行力を武器に1着を量産していたが、前回の川崎でようやく1、2班戦初優勝を飾った。前検日には「それから上積みもある。もっと状態はいい」と自信のコメント。それを裏付けるように、連日、他を寄せ付けず逃げ切った。 決勝で強力なライバルになるのは同期の菊池竣太朗だろう。菊池は前検日から「前回の川崎では準決で負けて決勝で対戦できなかった。今回は伊藤君の地元でじゃまをするために来た」と対抗心を燃やしていた。他にも木村幸希、丹波孝佑と同型はいるが、特昇の足がかりをつかむためにも伊藤が3連勝を狙う。

馬場貴也（34＝滋賀）が残り福をつかんだ。 トライアル2nd1回戦11Rは6着大敗。トライアル2nd組の分厚い壁に阻まれた。トライアル2nd2回戦11Rの抽選は、成績上位の4人を終えた時点で1枠（白玉）と6枠（緑玉）が残っていた。5番目の笠原亮が抽選器を回すと、落ちたのは緑玉。笠原は「ああっ！」と叫ばずにいられなかった。この瞬間、馬場の反撃のお膳立ては整った。

菊地孝平（40＝静岡）が、大外枠を免れた。4＆6枠の残る2分の1抽選で、4号艇を手にした。 「これはでかい。グランプリでは5、6枠を引く確率がどんでもなく高いから」と喜んだ。もちろん、この程度で浮かれてはいない。「1枠が残っているときに抽選を引ける着を取らないと。スタート？　問題ないです、全て（の位置）で」と自信の表情を浮かべた。

地元の松谷秀幸（36＝神奈川）が好仕上がりだ。 初日特選は前受けから先行した山本伸一の番手をさばいて快勝、準決は7番手まくりで桜井正孝の強烈なブロックを受けながらも粘って3着と、動きは申し分ない。2場所前の広島から使っている新フレームがフィットしており、その広島では準決で落車したものの、直後の防府で完全V。 「体はまだ痛いところがあるけど、自転車はいいですね。久々に（ブロックの）いいのを2発ももらいながら何とかしのげた。足も問題ないですよ」と納得の表情だった。決勝は地元4人が結束し、自身は先頭を任された。「ラインから優勝者を出せるように自力自在に頑張る」と気合十分だった。

安達裕樹（35＝三重）が、4走オール2連対で得点率2位に付ける。評判のいい61号機を駆り、気配は抜群の域に仕上がった。 「特に回った後の足がいいですね。特徴が出てきました。エンジンがいいし、足は文句なしです。スタートに集中するだけ」。ペラはほとんど触っておらず、ピットでもゆっくり過ごしているのが印象的だ。3日目も強力なレース足を武器に、予選トップ通過を目指す。

10Rシリーズ復活戦は石野貴之（36＝大阪）が勝利。浜野谷憲吾（45＝東京）の逃げを差してとらえた。 前半6Rはコンマ03のスタートから悠々と逃げ切って3日目2連勝。シリーズの得点率トップに立った。「乗り心地だけ、もう少し合わせないといけないかな。調整が必要。でも、足自体はいい」と話した。4日目は1R5枠、9R6枠で登場する。準優1枠は絶対に譲らない。

トライアル2nd1回戦12Rは、賞金ランク1位の毒島誠（34＝群馬）が軽やかに逃げた。今節1番時計の1分46秒2というおまけ付きだった。進入は枠なりの3対3、毒島は懐を取って冷静に先マイ。1Mの出口であっさりと他艇を突き放した。 2着争いはもつれた。1周バックで笠原以外の4人が並走したが、外から2人目の井口が中島孝平の舟に合わせて伸び、2M先取り。2周1Mは吉川元浩の切り返しをさばいて2着確保。3着争いは粘る吉川に桐生順平が猛追。最終2Mで桐生が外を握って、ゴールは写真判定に。結局、桐生が逆転の3着をつかんだ。

小島寿昭（56＝神奈川）が、今開催で35年間の選手生活に終止符を打つ。 前回のF2川崎では、最終日に桜井利之の番手から通算514勝目を挙げ、地元ファンを沸かせた。お盆も正月も休まず続けてきた朝練習。今でも展開が向けば、しっかりと勝ち切る脚力はある。そして、今回もそのルーティーンは崩していない。 「川崎からの9日間は、いつも通り調整してきた。川崎では後輩の頑張りで勝たせてもらったけど、やっぱり最後はどこかで先行したいね」 予選3Rこそ自在性のある関口泰明に前を任せる格好となったが、自力勝負にこだわり続けてきたベテラン。シリーズのどこかで必ず見せ場を作るだろう。

鈴木圭一郎が年間最多勝記録を更新した。21日、浜松オート12Rで鈴木圭一郎（24＝浜松）が勝利。 今年の1着回数が87となり、青山周平が16年に記録した86回の年間最多勝記録を更新した。 鈴木は「年間最多勝記録を更新できたことは、とてもうれしいです。この勝利を年末のスーパースター王座決定戦に向け、弾みとしていきたいです」と話した。

ガールズ1期の増茂るるこ（27＝東京）が、小倉のガールズグランプリトライアル以来、約1カ月ぶりに戦列に復帰する。前回高松はぜん息の診断で病欠していた。「成人ぜん息です。ぜん息が出たのは初めてなんです」と打ち明けた。男子選手でも苦しめられるケースが多い病気だが、発作で呼吸ができない苦しみは、察するに余りある。 それでもレースを走る以上は前向きだ。「治療して、練習もできた。まずは1本走ってみて」。復帰戦の走りに注目だ。

トライアル2nd1回戦11Rは、峰竜太（33＝佐賀）が辛うじて逃げた。進入は12345・6の5対1。イン峰はややスリットで後手に回った。 1Mは3コース守田俊介がまくって攻めたが、峰は応戦して舟を合わせた。何とかまくられず、2Mを先マイして振り切った。2着争いは守田が白井英治の追い上げを振り切り2着。白井は3着だった。

中田竜太（30＝埼玉）が、イン優勢の流れを止めた。3日目は7Rまでインが7連勝したが、8Rで中田が2コースから差し、2M逆転で制した。 「奇跡、奇跡が起きた。インの連勝ストップ？　全然知らなかった。そんな余裕ないですよ」と笑った。さらに機力も上昇。「出足、回り足がしっかりしてます。伸びは付かないけど、最近の中で出足はしっくりしてます」と着に比例してムードも高まってきた。

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オープニングの1Rで期待の1番車に抜てきされた林大悟（23＝福岡）が打鐘先行で堂々と逃げ切り、人気に応えた。 「控室ではすごく緊張してましたが、レースでは意外と冷静に走れました」と笑みがはじけた。 「ジャンぐらいからの仕掛けだったし出切ってからもペース。4コーナーからも余裕があった」と余力を残してのゴール。G3は3回目。準決進出はまだない。「明日（2次予選）が大事ですね。勝ち上がれるように頑張ります」と気合が入っている。

レジェンド今村豊（57＝山口）が痛恨の勇み足で優勝争いから脱落した。6号艇で登場した2日目4R、6コースから勢いよく飛び出したが、コンマ01のフライングに散った。今村は初日8Rで通算2800勝を達成したばかりだった。来年2月17日から22日まで開催する下関中国地区選を走った後、30日のフライング休みに入る。

日刊スポーツ評論家の桧山進次郎氏（49）が、5R発売中にトークショーを行った。 先日、馬場貴也とイベントで顔を合わせたこともあり、「かなりの男前、4（号艇）ですね」と、トライアル2nd1回戦11Rを推理。自身の背番号であった24とも合うだけに、2→4の舟券を推奨するかと思いきや、「2→4を押さえたうえで、1→2→4で」。引退後はボートにも精通。しっかり、イン有利な予想を披露していた。 また、今年、最下位だった阪神タイガースにも触れ、「これだけ悪いとファンを悲しませる。若手はいい経験をしたんじゃないですか」。熱狂的な応援を裏切らないよう、来年の奮起を促していた。

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平成３０年１２月２１日、安倍総理は、総理大臣官邸で第６回持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）推進本部を開催しました。

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[冒頭発言] ・閣議の概要について ・国家安全保障会議（九大臣会合）について ・犯罪対策閣僚会議について ・持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）推進本部及びジャパンＳＤＧｓアワード表彰式について ・国際博覧会関係閣僚会議について

伊東競輪はインターネットユーザーに対するサービス向上のため、無料で読めるWEB予想紙「ニッカンPDF新聞」を配信しています。 明日22日からはF2ミカリンナイトレース。数々の熱戦を繰り広げてきた今年の締めくくりとなります。A級1・2班戦では、先行力上位の北川大五郎（大阪）が中心。多彩な戦法を駆使する古川貴之（佐賀）や、決め足シャープな佐藤雅彦（宮城）広川泰昭（愛媛）らを相手に、優勝争いをリードするでしょう。 地元期待の吉元大生（静岡）をはじめ、柿本大貴（東京）上田尭弥（熊本）と強力な新人がそろったチャレンジレースも、好勝負必至です。どうぞ、お見逃しなく。 ニッカンPDF新聞には、担当記者の予想印（◎○▲☆△）・短評・周回予想が付いた出走表、選手コメント、ニュースや話題の記事など、車券作戦に役立つ情報が満載です。各開催日の前夜から無料でダウンロードでき、印刷までOKですから手放せません。 し

冬場の大庭元明は割り増し評価となる。 「僕はエンジンに負荷をかけられる11月から2月までが稼ぎ時なんですよ。回る条件の方が合う。最近の淡水パターンにペラ調整をして、だいぶ出てますね。スリット近辺が特にいいと思う。春先から夏場は勝率下げて、A2級ぎりぎりくらいになっちゃうけど」と、好不調の原因を語った。4走目は調整を失敗して、インから5着の取りこぼし。再びインの準優10Rでリベンジを果たす。

不振にあえぐ桜井正孝は、予選7Rの1着で少しだけ気が楽になったようだ。 「以前よりもいろいろ考えて練習に取り組んでいる。悩みは深かったけど、1着は一番の薬ですね」。地足が武器の桜井。スピード化されていくレースへの対応が遅れたのが痛かった。まだ試行錯誤は続くが「今回は昔の柔らかいフレームに戻したのが良かった」と、ひとつ悩みが解決されたよう。早駆けタイプのいない準決10Rは、地足が発揮される舞台かもしれない。

1948年（昭23）11月に小倉競輪場で始まった競輪は今年、70周年を迎えました。 これを記念してのミッドナイト競輪が12月29～31日、同場で「ミッドナイトフィナーレ2018」と銘打ち開催されます。プログラムは各日、7レース制チャレンジレース（A級3班戦）に単発レースを加えての、8レース制。単発レースは29日＝A級3班戦、30日＝A級1・2班戦、31日＝ガールズ戦となります。 出場予定選手は、ミッドナイト競輪の成績上位レーサーが中心。真夜中の巧者が集結する、今年最後のミッドナイト競輪に、どうぞご注目ください。

広島競輪が年末年始の資金力アップをサポートします！ 7車立て、7レース制。新感覚のモーニング競輪として定着した「モーニング7」初の越年シリーズを、12月31日から1月2日の3日間で開催します。期間中は昼間からナイター、ミッドナイトまで開催がめじろ押し。これらの勝負マネーを稼ぐためにも、3分戦が主流で推理しやすく、順当な決着が目立つモーニング7は見逃せません。 チャレンジレース（A級3班戦）となる今回の出場予定メンバーで注目の的は、中嶋宣成（長野）福田真平（愛知）佐山寛明（滋賀）増田仁（広島）ら7人そろった113期のルーキーたち。持ち前の機動力を駆使して、新年スタートダッシュＶを狙います。割って入るなら樋口瑛土（東京）や小酒大司（福島）か。自在な立ち回りから混戦を突くと、一気に浮上するでしょう。 12月30日にはKEIRINグランプリが幕を閉じますが、大みそかも戦いは朝から続きます。そして、