flic.kr photo by Andi Campbell-Jones クラウドファンディングの普及により、個人向けコンテンツ投資が活気づいてきた。クラウドファンディングサイトMakuakeでは、片渕須直監督によるアニメーション映画が2,500万円を超える金額を調達したのをはじめとして、映画・ドラマ・漫画といったあらゆるジャンルのコンテンツが資金調達に成功している。製作委員会方式では呼び込むことのできなかった個人の資金が、ネット上のプラットフォームを通じ、コンテンツ産業に流れ始めた。 クラウドファンディングが更に身近なものになり、ひいては消費者の投資への意識が高まれば、コンテンツ投資の資金流入量も増えるだろう。少額投資非課税制度(NISA)開始に伴う投資信託への注目の高まり、不動産投資の興隆など、資金が投資に向かう大きな流れが出来始めている。リスクの小さな金融商品を皮切りに、やがて、投資