新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる札幌市のライブバーの従業員の娘で、自身も感染して入院している女性が、NHKの電話インタビューに答え、「最初は軽いせきと頭痛で、かぜと思った。従業員の母の感染が先にわかり、それがなければ病院に行かなかったと思う」と述べ、初期の症状だけでは感染を疑えなかった状況を明らかにしました。 女性は今月3日に感染が確認された札幌市のライブバーの60代の従業員の娘で、このライブバーでは合わせて6人の感染が確認されています。従業員の母親について、女性は「先月26日に仕事から帰宅すると、のどに少し違和感があると言っていた。翌日27日に少し熱が出てかかりつけの病院に行き、抗生物質の処方と点滴を受けて帰宅した」と説明しました。 しかし、症状は改善せず、「翌日28日も病院に行って点滴などを受けたが症状はよくならなかった。今月1日に保健所に相談し、翌2日に別の病院で新型コロナウ