教育現場におけるITの導入が加速するとともに、子どもの思考能力を育てる良質なコンテンツの需要も、高まりつつある。 アプリ市場でも、大きな成長が見込まれる教育分野だが、きちんと利用してもらうサービスを作り上げるのは、容易なことではない。子どもの習性や興味を熟知した、ノウハウが必要となるからだ。 その点、「花まるラボ」のアプリは安心だ。会員数約2万人を誇る学習塾の知見を元に、試行錯誤を重ねて開発。2作同時にリリースされたAndroid向けアプリ「小学生からの論理パズル:スクエアパズル」と「はじめてのめいろ:ゆびたび」は、試験的に導入された公的教育の場において、すでに高い評価を得ている。 子どもに考えることの楽しさを伝えたい、という取締役の中村 友香(なかむら ゆか)氏。今回の取材では、開発の道のりから今後の展開まで、さまざまな話を聞かせてくれた。 ・遊びのような楽しさと教育的意義の両立を図る