とことんShuriken ～メールソフトShuriken開発者のブログ～: 機能紹介6 「個別ビューア」
最近、本業である開発業務がだんだん忙しくなってきたため、ブログの更新が滞ってしまった。 今回は、以前、軽く触れたが、個別ビューア（特にその「制作意図」）について、もう少し説明させていただきたい。 まず、個別ビューアに似た機能として、[表示 - ビューアを別ウィンドウで表示] というのがある。 こちらは、ビューアを、一覧画面の本体から切り離して、「フロート」させる機能である。 これは、ビューアを（一時的に）画面いっぱいに表示したいような場合に使っていただきたい。テキストメールだけなら、それほど大きい画面は必要にならないと思うが、一太郎や三四郎、PDF形式などの添付ファイルを表示するときに、ビューアが大きい方が見やすい。 この「ビューア切り離し機能」は、初代のShuriken以来持っているが、「個別ビューア」は、まったく異なるニーズに応えるために追加された機能なのだ。 そのニーズとは、「同時に
とことんShuriken ～メールソフトShuriken開発者のブログ～: Shurikenへ寄せられたご要望について その２
前回は1位～10位までご紹介したが、今回はその続きを。 ■第１１位 迷惑メールの自動削除（2%） 従来から、「終了時にごみ箱を空にする」という設定があったが、それと同じように、迷惑メールフォルダも空にして欲しい、というご要望である。 ここで、ちょっと考えていただきたいのだが、迷惑メールフィルターには、誤判定があるということだ。たとえ基本フィルターでも、ルール設定を間違えると、誤判定が起こり得る。だから、ごみ箱と同じように、毎回終了時に無条件にデータを削除するのは大変危険だ。 しかし、この要望はPro4の頃から継続的に寄せられていたため、Shuriken 2008では「Shuriken起動中に、少なくとも１回は迷惑メールフォルダを確認した（選択した）こと」を条件に、Shuriken終了時に迷惑メールフィルターを空にする機能を追加した。 [設定 - 共通の設定] の、「メール受信 - 迷惑メー
とことんShuriken ～メールソフトShuriken開発者のブログ～: Shurikenへ寄せられたご要望について その１
Shurikenに対しては、いろいろなルートから、実に様々なご要望が寄せられる。そこで今回は、寄せられたご要望のうち、Shuriken 2008で実現した機能について書いてみたい。 「いろいろなルート」のうち、「数」が一番はっきりしているのは、定期的にサポート部門から送られてくるレポートだ。これは、サポート担当者がお客様から直接承った要望をまとめて送ってくれるものだ。Shuriken 2008 の企画に際しては、Shuriken 2007 発売後、約４ヶ月間に寄せられたご要望の集計結果をベースに、それ以前のご要望や、サポート以外のルートからのご要望も加味して、開発項目を選定した。以下、ご要望の多い順に内訳を紹介させていただく。 ※（ ）内は、技術的に実現が難しいご要望を除く、全要望数に対する割合。 ■第１位「フォルダ内のメールを整理」を自動化して欲しい（22%） これは、従来から時々ご要望
とことんShuriken ～メールソフトShuriken開発者のブログ～: 機能紹介5 「受信箱の自動クリーンアップ」
前回の「フォルダウォッチ」に続き、今回は、「受信箱の自動クリーンアップ」について。ただこれも、Shuriken 2008製品情報や、JustMyShopで詳しく説明されているので、あまり書き加えることもないのだが、「受信箱の自動クリーンアップ設定」ダイアログボックスの一番下にあるチェックボックス「受信箱の整理・最適化の自動実行」については、ほとんど触れることができなかった機能なので、ここで詳しくご紹介したい。 これは、受信箱に対して、自動的に [ツール - フォルダ内のメールを整理] を実行する機能だが、この整理（最適化）の目的や動作、つまり、Shurikenのメールボックスの仕組みについては、詳しく説明しておきたいと常々思っていた。それが、Shurikenを安全、かつ、快適にご利用頂くために役立つと思うからだ。 私は（当然だが）自宅でも会社でも、初代Shurikenの開発中から現在に至る
とことんShuriken ～メールソフトShuriken開発者のブログ～: 機能紹介4 「フォルダウォッチ」
前回、迷惑メールフィルターの記事で、１つ書き忘れたことがある。最近、差出人(From)が自分のメールアドレスになっている迷惑メールが増えてきたようだ。 これは、あきらかに、ブラックリスト/ホワイトリストの無効化を狙ったものだ。つまり、うっかり、この差出人（つまり自分）をブラックリストに登録してしまうと、自分が送ったメールが、迷惑メール扱いされてしまうし、逆に、ホワイトリストに登録していると、このような迷惑メールが、フリーパスになってしまうので、本当にタチが悪い。 「なんとかうまい方法はないか？」とよく聞かれるのだが、これを回避するには、「ブラックリストもホワイトリストも使わないようにする」ことだ。しかし、ブラックリストはよいとしても、ホワイトリストは、重要なメールを迷惑メールと判定させないための「最後の砦」であり、これを使わないことには、抵抗があるかも知れない。その場合は、「非迷惑メールの
とことんShuriken ～メールソフトShuriken開発者のブログ～: 機能紹介2 「キー割付の設定」
前回、さらっと「私は極力印刷はしない」ということを書いたが、それと入れ違いに、社内の人から、印刷に関する要望をいくつか承った。そのなかには、「送信画面から印刷できるようにして欲しい」という要望もあり、これには、ちょっと驚いた。書いたメールを一旦印刷し、確認してから送信するのだそうだ。なるほど、私の業務の中では、とうてい思いつかないニーズだ。 そういえば、受信した仕事のメールは"すべて"印刷し、ファイル（文具メーカーが製造販売している「リアルなファイル」）に綴じて保存しているという人の話も聞いたことがある。せっかくのデジタルデータなのに、なぜ紙？と思ったが、万一のＰＣトラブルに備え、重要な受発注に関する情報をもっとも信頼できるメディア（＝紙）に残しているのだそうだ。 本当に、メールの使い方は人それぞれだと思う。この印刷の例のように、「そんな使い方があったのか！」と驚くことも珍しくない。だが、
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とことんShuriken ～メールソフトShuriken開発者のブログ～: 機能紹介7 「送信画面でのフォーカス移動」
とことんShuriken ～メールソフトShuriken開発者のブログ～: 機能紹介3 「学習型迷惑メールフィルター」
とことんShuriken ～メールソフトShuriken開発者のブログ～: 機能紹介１ 「ツールボックスのカスタマイズ」
とことんShuriken ～メールソフトShuriken開発者のブログ～: Shuriken 開発チーム