前回の記事では、segwitアクティベート後のライトコインの最新動向をまとめました。 実際に良いニュースも多く、ライトコインのネットワークのプレゼンスが以前より高まっていることは間違いないとしても、小さくない問題点も抱えているので、今回はそれらを指摘しておきます。 マイニングのハッシュレート分布 マイニングのハッシュレート分布が、目下最大の問題点です。 分散型志向で運用されるブロックチェーンにとって、これはかなりシリアスな問題です。 この問題を憂慮してか、BTCCがライトコインのプールを新しく作りましたが、依然ハッシュレートはF2POOLが寡占しています。 一時、BTCCが、900GH/sほど投下し少しいい感じになっていたのだが、執筆時点7月17日ではBTCCのハッシュレートは低下していて、隔たりができている状態です。 F2POOLが、ライトコインのハッシュレートの半分ほどを寡占している状