文書に署名後、民主党の前原誠司政調会長(中央)と握手を交わす自民党の茂木敏充政調会長(右)、公明党の石井啓一政調会長(左)=15日午後、国会内(酒巻俊介撮影) 「子ども手当」に代わる新手当の名称が15日、自公政権時代の「児童手当」に戻ることになった。自公両党は、民主党のマニフェスト(政権公約)の矛盾を浮き彫りにすることに成功し、してやったりだ。 自民党の茂木敏充政調会長は3党政調会長会談での合意後、要求していた年少扶養控除の復活も検討事項として付則に盛り込んだことについて「それぞれの主張が歩み寄る中で良い合意ができた」と満足げ。公明党の石井啓一政調会長も「主張通りになって大変良かった」と笑顔を見せた。 石井氏はさらに「(民主党は)満額2万6千円と言っていたが、実態的に崩壊していた。(民主党マニフェストは)これで名実ともに崩壊した」と指摘した。 自民党の谷垣禎一総裁も15日の記者会見で「マニ