Appleは先週、次期ソフトウェアアップデートに、ユーザーの「iPhone」「iPad」「Mac」「Apple Watch」をスキャンし、児童性的虐待の素材を検出する機能を追加すると発表して、波紋を呼んだ。この件について、同社は米国時間8月9日に新たな文書を公開し、この機能にまつわるプライバシーへの懸念を払拭しようとしている。 「Expanded Protections for Children」(児童保護の拡大)と題するこの文書は6ページからなり、この新機能に関するFAQ(よくある質問)で構成されている。 「Appleの目標は、人々の安全を維持しつつ、人々に力を与え、人々の生活を豊かにする技術を創造することにある。コミュニケーションツールを使って児童を勧誘して利用する悪人から児童を守り、児童性的虐待素材(CSAM)の拡散を制限したい」」と冒頭の概要部分には記されている。 同社は、この機能