ものすごく勉強を頑張っているにもかかわらず、なかなか成果が出ないのは、「努力」そのものに喜びを見いだしているせいかもしれません。勉強を頑張る人が陥りやすい罠と、努力に頼らず成果を出す人がやっている、4つの勉強習慣を紹介しましょう。 「努力」そのものを楽しむ罠とは? 楽しみながら勉強を頑張れるのはすばらしいことです。しかし、結果がついてこないと、その「努力」は単なる趣味になってしまうと脳科学者の中野信子氏は警告します。 頑張る姿勢をしっかりと見せてくれる人に対し、周囲は好意的な目を向けるもの。だからこそ、「結果が出なくても勉強を頑張れば周囲に認められる」、「必死に勉強する自分が好きだから、結果が出なくても充実している」といった努力の快楽にハマる人は多いのだとか。 こうした状況はまったく理にかなっていないと中野氏は言います。成果が上がらなければ、結局は努力を重ねた事実にも人々の目が向かなくなっ