中川 雅之 日本経済新聞記者 2006年日本経済新聞社に入社。「消費産業部」で流通・サービス業の取材に携わる。12年から日経BPの日経ビジネス編集部に出向。15年4月から日本経済新聞企業報道部。 この著者の記事を見る
売上を伸ばしているのにはワケがある――エキナカ自販機の裏側:仕事をしたら“知見”が蓄積された(前編)(1/6 ページ) 記者はあまり企業の発表会や会見の席に足を運ばないタイプなのだが、この人が登壇するということであれば、行かなければなるまい。その人の名はJR東日本ウォータービジネスの笹川俊成さん(営業本部長)だ。会社の社長でも有名人でもないので、多くの人は「誰、その人?」と思われるだろうが、エキナカ自販機についてチョー詳しい人なのだ。 同社が扱う次世代自販機はPOSデータを取得できるので、どんな人が、どの商品を、いつ購入しているのか――という情報が手に入る。そしてそのデータから、「あーではないか? こーではないか?」と仮説をたてて、「じゃあ、やってみよう!」と実行して、その結果を検証する。つまり、仮説→実行→検証を繰り返しながら、知見をどんどん蓄えているのだ。 「エキナカ自販機についてもっ
なぜ人は駅で買い物をするのか? 潜在意識を分析した:仕事をしたら“移動者”が見えてきた(前編)(1/7 ページ) 何気なく歩いていて、こんな買い物をしたことはないだろうか。ディスプレイに並んでいるスイーツがおいしそうだったので、ついつい買ってしまった――。 もちろんスイーツでなくてもいい。それはジュースでもいいし、本でもいい。歩いているときに買うつもりはなかったのに、衝動的に買ってしまう。なぜ人は“移動中”に買い物をしてしまうのだろうか。 こうした人の移動に注目して、生活者の購買行動などを分析している会社がある。その名は「ジェイアール東日本企画 駅消費研究センター」。さまざまな調査を行った結果、移動者のどのようなことが見えてきたのか。同センターの中里栄悠(なかざと・えいゆう)さんに話を聞いた。聞き手は、Business Media 誠編集部の土肥義則。 なぜ移動者に注目したのか 土肥:中里
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